悪魔って倒す方法編み出されてるからいいよねって話

ホラー映画って悪い霊が倒せるやつと、

逃げるしかないやつの2つに分かれると思うんですよ。

 

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https://www.sonypictures.jp/he/1175917/

 

自分は倒せる方法があるやつが好きです。

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

NY心霊捜査官。ニューヨーク市警の捜査官が、

母親が我が子をライオンの檻に投げ捨てる事件やDV、

果てはポルターガイスト?な事件を追ううちに、

一見無関係なそれぞれの事件に繋がりを見出していく。

そして事件に潜む悪魔(ガチ悪魔)の存在に迫った時、

同じく事件を追っていたエクソシストと出会い…!

な、ゴーストクライムホラーサスペンスな映画。

 

捜査官とエクソシストのコンビ結成がやや遅く、

むしろ捜査官とその相棒のコンビに愛着が湧いた頃に相棒が殺されてしまうので、

バディもの好きとしてはちょっとどっちも物足りない感じ。

奇妙な事件に翻弄されるなか出会い、捜査や除霊を経て打ち解け、

絆を深める主人公とエクソシストのコンビ感が

めっちゃ好きなやつだったのでもっと見たかったですね。

 

序盤のサスペンスな雰囲気から徐々にエクソシストな雰囲気に変わっていくのが、

現実から非現実の世界に足を踏み入れてしまう主人公の追体験になって、

さらにその非現実から現実に引き戻してくれる

主人公の家族への感情移入にもなるのがいいですね。

 

悪魔が最後の最後まで不可視の存在で、最後の除霊フェイズで

初めて主人公たちの前に姿を表して対決するので、

解決編は『来る。』みたいなしっかり最終決戦ぽい盛り上がり。

ちゃんと魔法陣や儀式、呪文がないとこの世に影響を与えられないの、

とても手順が大事な悪魔っぽくて、好きです。