そしてジョン・バーンサルが出演してる映画を見つけたんですよ。
こんなん実質アベンジャーズじゃないですか。
間違いなく復讐者の映画ではありました。
ネタバレあり感想です。
雪深い荒野のど真ん中で少女の死体を発見した凄腕ハンターな
ジェレミー・レナーと、事件の捜査のために派遣された
FBIの新人捜査官なエリザベス・オルセンが協力して
事件を解明していく、ってあらすじだけだと
サスペンス物なんですけど、お話全体にアメリカ先住民の
社会問題的な要素が多くて、ただのサスペンス映画ではない映画。
だけど別に問題提起する!みたいな雰囲気でもなく、
ただ単にそこは田舎の陰鬱さとか暗さみたいなのを出す
エッセンスとして見てもいいのかも、分かんない、いいのかな。
特に複雑なトリックがあるわけでもなく事件の捜査は
どんどん進むし、基本的に主人公達が明らかにしていくのは
事件の謎というよりは、事件の捜査を通じて明らかになる
住民たちの暗い部分とか、汚い部分だったり、
そもそも事件自体がそういう溜まりに溜まった
淀んだ感情の爆発が原因みたいな感じだったり。
最終的にはカタルシスもあり、救済もあり、後味よく見れましたね。
個人的には被害者の一人がジョン・バーンサルなんですけど、
死体が尻しか映らなかった上に、その後に回想のシーンで
取っ組み合いになって素手の喧嘩になるあたりで
ジョン・バーンサルが勝つ展開しか見えなかったせいで
勝手に死体すり替えトリックと勘違いして混乱したのが
わりと面白かったですね。