実質アベンジャーズな映画を見た話

ジェレミー・レナーエリザベス・オルセン

そしてジョン・バーンサルが出演してる映画を見つけたんですよ。

 

ホークアイにスカーレットウィッチにパニッシャー

こんなん実質アベンジャーズじゃないですか。

 

f:id:DABUBELL:20200209183922j:plain

wind-river.jp

 

間違いなく復讐者の映画ではありました。

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

ウインド・リバー

雪深い荒野のど真ん中で少女の死体を発見した凄腕ハンターな

ジェレミー・レナーと、事件の捜査のために派遣された

FBIの新人捜査官なエリザベス・オルセンが協力して

事件を解明していく、ってあらすじだけだと

サスペンス物なんですけど、お話全体にアメリカ先住民の

社会問題的な要素が多くて、ただのサスペンス映画ではない映画。

 

だけど別に問題提起する!みたいな雰囲気でもなく、

ただ単にそこは田舎の陰鬱さとか暗さみたいなのを出す

エッセンスとして見てもいいのかも、分かんない、いいのかな。

 

特に複雑なトリックがあるわけでもなく事件の捜査は

どんどん進むし、基本的に主人公達が明らかにしていくのは

事件の謎というよりは、事件の捜査を通じて明らかになる

住民たちの暗い部分とか、汚い部分だったり、

そもそも事件自体がそういう溜まりに溜まった

淀んだ感情の爆発が原因みたいな感じだったり。

最終的にはカタルシスもあり、救済もあり、後味よく見れましたね。

 

個人的には被害者の一人がジョン・バーンサルなんですけど、

死体が尻しか映らなかった上に、その後に回想のシーンで

取っ組み合いになって素手の喧嘩になるあたりで

ジョン・バーンサルが勝つ展開しか見えなかったせいで

勝手に死体すり替えトリックと勘違いして混乱したのが

わりと面白かったですね。