見るタイミングで感想って変わるよねっていう話

大好きな映画をヘビロテしてる内に、ストーリーもセリフも覚えちゃって、

ココスキポイントを見るためになんなら惰性で見てる、

みたいなこと、結構やっちゃいがちですよね。

 

 

 

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marvel.disney.co.jp

 

いやーこれも結構惰性で見ちゃってましたね、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

…ガーディアン・オブ・ギャラクシー? ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー?

えーと、GoG…GotG?

略称すら表記揺れしてんね、これね。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

もう言わずと知れたMARVELの、

もう言わずと知れるとこまで来ちゃった銀河の守護者達の映画1作目!

まだ無名! まだスター・ロードって名乗っても「誰?」とか言われる!

でも多分いまスター・ロードって名乗っても「誰?」って言われる!

 

そんな映画ですね。そんな映画ではないですね。

 

ちなみに今回も見たきっかけはVtuberの同時視聴。

初見のおニュイをベルバン達と一緒にニヤニヤと見守ると楽しいよ。

シビルウォーのサムとバッキーくらいニヤニヤして見てた。楽しい。

www.youtube.com

 

でGotG、しっかり視聴するのは結構久々だったんですが、

なんだかんだ当時ひたすら見てたので見どころは覚えているもんで、

最初のCome and Get Your Loveの「ヘーェイ」でドーン!と出てくる

GUARDIANS OF THE GALAXY で始まったな…!ってなり、

ピーターの道具を応用した戦い方かっけー!

ヨンドゥの口笛でウッヒョー!最高だぜ!

やっぱこの映画、軽快な音楽と、喧嘩しつつも息ピッタリ、

決める時は決めるガーディアンズ達の愉快な冒険が楽しい映画だよな!

(ところで「ガーディアンズ達」って文字列パッと見めっちゃ気持ち悪いね)

 

でも久しぶりに見ると、

この映画、音楽とアホどもで上手くカムフラージュしてるけど、

中身はすげえキッチリ家族愛とか、絆を描いてるな、ってなるんですよね。

 

GotG vol.2のほうはメインがクィルと親父の親子関係の話で、

そこにガモーラとネビュラの義姉妹関係が要所要所に挟まれて、

最終的にはガーディアンズ達の”家族”関係で締めくくられる、

とにかく家族の絆の在処というか、他人同士が集った時に(血が繋がってても他人!)

何が彼らを、自分をそこに繋ぎ止めるのか?みたいなのが主題だよね、

って解釈してたんですけど、

 

逆に言えばvol.2にその解釈を見出してたってことで、

1作目にはそこまで家族のテーマは出てきてない、

あくまでガーディアンズ達や、ガーディアンズとラヴェジャーズ・ノバ軍の

強大な敵を前にしたときの「結束」がテーマだって思ってたんですよ。

 

でもやっぱり、もしかしたらvol.2や

インフィニティ・ウォーを見たあとだからこそかもしれないんですけど、

改めて見るとメレディスの「ピーター、手を握って」だったり、

ロケットを庇っていたグルートが最後はみんなを庇ったり、

ドラックスが度々言う「ロナンは妻と娘を殺した」とか、

なんならノバ軍のおっさんの家族がちょろっと出てきたりみたいな、

キャラクター達のトラウマや、動機や、成長なんかのドラマに

家族が絡んでるのはGotGからなんだな、

やっぱりガーディアンズ・オブ・ギャラクシーは最初っから家族の話をしてるんだな、

と思ったんですよね。

 

もしかしたら、ある種「くさい」家族愛のテーマを、

音楽とアホでうまーいこと隠して、仕込んで、

アイアンマンでも、キャプテンアメリカでも、ソーでもハルクでもない、

ユニバースに新しい風を取り込む彼らの斬新さや目新しさが

損なわれないように仕上げたのがGotGだったのかな、

と感想が変わりましたよって、お話でした。

 

 

また新作出てから見返したら、感想も変わるのかな。

楽しみ。