いつもテレ朝刑事ドラマとかNHK朝ドラとか大河でなってるやつの話

緊急事態宣言開けましたね。

 

開けたし映画行こうかな~とか思ってたのに気づいたら10月も後半なんですよね。

 

どれ見ようかな~とか迷ったような、わりと即決したような。

 

 

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ティモシー・シャラメの顔面が良すぎたので4DXにしちゃった。

面白かったけど4DXにはしなくても良かったな…。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DUNE/デューン 砂の惑星

遠い未来。宇宙へ進出した人類は恒星間航行などのテクノロジーを手にし、大帝国を築きあげていた。主な舞台となるのは、恒星間航行に必要不可欠な資源であるスパイス、メランジの採掘地であり、砂漠と太陽が人類を拒む砂の惑星アラキス。

その地を支配しているハルコンネン家は、先住民フレメンに対して厳しい弾圧を行っていたが、宇宙皇帝の命によりある日突然アラキスを去ることになる。

ハルコンネン家に代わり惑星アラキスの統治を命じられたアトレイデス家当主レイ・アトレイデスは一人息子のポールと、その母である愛妾レディ・ジェシカ、そして鍛えられた家臣たちと共にアラキスへ降り立つが、それは彼の人気を妬み亡き者にしようとする皇帝の罠だった。

ハルコンネン家と親衛隊からなる大軍に襲撃され、父レイ・アトレイデスを亡くすなか、協力者の助けもありなんとか脱出したポールはアトレイデス家を継ぎ、自らに課せられた運命を受け入れ、先住民フレメンたちの助けを得るために旅立つのだった…。

 

までで2時間半ちょいかかる映画。

めちゃくちゃざっくり言うとハードSF貴種流離譚ですね。

知らなかったんですけど原作も古くて人気もあって映像化も何度化されてて、それも何度も挫折してたり頓挫してたり…ってすげーっすね。

 

実際めちゃくちゃ話ややこしいっていうか、情報量えぐかったですね。

予習してから見に行っても良かったかなーと思ったんですけど、ストーリー自体はよくあるやつというか、多分スターウォーズとか色んなSF作品がこれに影響受けてるから逆に原作を「なんかテンプレすぎん?」って思っちゃうやつ。

なのでSFよく見るよ!って人とか、カタカナ固有名詞わりとすぐ覚えられるよ!って人は予習ゼロで観に行くと新鮮なSFが脳にスーッと染み渡ってめちゃくちゃ楽しいと思うので予習ゼロで観に行ってください。

つまりもう未視聴でここ読んでたらだめじゃん。ウケる。

 

自分はもう主役の男の顔がめっちゃ良いことしか知らずに観に行ったのでめちゃくちゃ楽しかったですね。

続きめっちゃ気になるな~見たいな~ちゃんと続編やるのかな~。

 

そう、前情報仕入れてなさすぎて誰が出るのかも知らなかったんですけど、そのせいでめちゃくちゃビックリしたことがありまして。

 

 

この映画めっっっっっちゃアメコミヒーロー映画の出演者出てる。

 

 

宿敵ハルコンネン家はGotGのドラックスとマイティ・ソーのセルヴィグ教授、アントマンの友達のバーバ・ヤーガが来るよ~のひとだし、ポールと仲良しのアトレイデス家の兵士がDCエクステンドのアクアマンだし、指南役のおじいちゃんがMCUのサノスだし、ポールと未来でなんかありそうなフレメンの女の子がMCUスパイダーマンのMJですよ。

もうネームドのキャラクターが半分くらいスーパーヒーロー関係者で、びっくり。

なんか他にも探せばいそう。ポールの母ちゃん、最近のミッション・インポッシブルにずっと出てる女優さんだしね。

 

でもこの現象はあれなんすよね、もはや慣れ親しんだ驚きなんすよね。

例えば科捜研の女を見る時…蒼天を衝けを見る時なんかに出てくる…

 

「ロタくん、オーズじゃん」「亜美ちゃん、所長じゃん」

渋沢栄一、メテオじゃん」「杉浦譲、トッキュウ1号じゃん」

 

と同じやつ…!

特撮オタクが最近のテレ朝とかNHKのドラマを見るときに高確率でなるやつ…!

 

なんなら刑事ドラマは特にその週のゲストが仮面ライダーだったりするやつ…!

ツイッターでめっちゃ「○○、犯人じゃんw」とか言われるやつ…!

 

 

そんな一部の人間が慣れ親しんだ驚きを一部の人間が感じられる、主人公の顔面がめちゃくちゃ良いハードSF貴種流離譚DUNE、おすすめです。

 

トニー・レオンがズルいって

あんなお父さんカッコよすぎるって…

 

 

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新ヒーロー誕生してたけど最強ゆえに戦いを禁じた要素なくない?

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャン・チー/テン・リングスの伝説。

MCU 25作目、アベンジャーズ/エンドゲーム後の世界で、新たな驚異に立ち向かう新たなヒーロー誕生!な久々の新キャラ単発映画。

最強の暗殺者集団テン・リングスのリーダーの息子であるシャン・チーは、とある事情から組織を離れてショーンと名を変え、サンフランシスコでホテルマンとして働いていた。

10年来の親友であるケイティらと共に普通の生活を送っていた彼のもとに妹から謎の葉書が届いた時、父からの刺客が彼を襲う!

…なファンタジー拳法アクションアドベンチャーヒーロー映画。

 

主人公ショーンは…25歳位?なので結構年上なような、でもMCUのヒーロー達ってみんな結構登場時点で年いってたし比較的若めなような。

力はあるけどわりと自分の意志が弱い感じの主人公でしたね。イライラするほどじゃないけど振り返ったら結構終始周りに流されてたというか、そもそも本人はケイティたちと一緒に平穏で普通の暮らしを望んでたので巻き込まれ主人公なのは当たり前なんですけど、ちょっといわゆるヒーローっぽさみたいな精神性を見るのは今後に期待って感じすかね。

 

ケイティはなんか良かったスね~~~ショーンとの友達以上恋人未満な感じ?

学生の頃からの親友で、職場まで一緒で、ショーンはケイティの実家に毎朝迎えに行くくらい仲良くて、ケイティのお婆ちゃんに「結婚はしねえのか」まで言われるくらいで、それでもふたりとも「ケイティは/ショーンはただの友達」って迷いなく言い切るくらいの友達っぷり。

これあれじゃ~ん、どっちかい良い雰囲気の相手ができても結局友達を優先するから上手くいかないし、周囲からはずっとくっつけばいいのにって思われてるのにその気はないからいつまでも恋人すらできないまま友達関係で続くやつじゃ~ん。

大好き。

 

 

本筋は完全に今までのシリーズから独立しており、ここからはじめてMCU見るって人でも大丈夫!なつくりをしてるんですけども、物語の外枠に色々な過去のMCU作品が絡んでるのいいですよね。

闘技場で戦うウォンとアボミネーションとか、バスで戦うショーンを生配信するひとが「スパイダーマン!バック転して!」のひとだとか。

あとなんてったって敵は真のテン・リングスですし、偽マンダリン出ちゃいますしね。

 

ミッドクレジットに今後映画が予定されてるウォンやキャプテン・マーベルだけじゃなくブルース・バナーも出てきたので、ブルースも今後なにかしらで登場するんですかね。戦わないけどアベンジャーズの科学担当として助言するキャラになったり?

っていうか筋肉と頭脳の融合!ってスマートハルクになってたのに結局ブルース・バナーに戻ってましたね。ガントレットの後遺症なのかな。アイアンマンの胸のリアクターかよ。

 

 

そんなシャン・チー、中国なヒーローなので敵も味方も基本的に拳法使い!までは想像どおりだったんですけど、途中から舞台を移して異世界ター・ローに向かうとこれでもか!ってくらい中国妖怪出してくるのめっちゃ良かったスね…。

わさわさもそもそ可愛い渾沌、子育ての季節な九尾狐、そのへんでゆったり歩く麒麟、群れで飛ぶ火の鳥

初手で出してくるのが渾沌なの、上手いすよね。知らない人は「なんか変な生き物がいる異世界なんだ…!」ってなり、知ってたら「あ!!!あの…なんか…中国の妖怪のやつ!!!」ってなるし、麒麟や九尾狐じゃここまでインパクト出ませんよね。

いやシンプルに渾沌のビジュアルが強いのが一番の理由だろうけど。

 

そんな渾沌 ミスター・モーリスと終始仲良く、今回はコメディリリーフだった偽マンダリン、トレヴァー・スラッタリーもいいですね。彼はあのままモーリスと一緒にター・ローに留まったのかな、それとも再び演技の道に進むのかな。しれっとシャーリン率いる新生テン・リングスに混ざってたりしなかったかな。

 

拳法や中国っぽ~い武具、テン・リングスを使ったアクションシーンもカッコよかったですね。鏢とかもCGだろうけど、ああいうの出るだけで中国拳法感出ますよね。

ショーンが主人公らしく武器使ってトドメを刺すの躊躇ってたりしたけど、そのわりにビルから突き落とすのは平気でやってたからちょっとなんかその辺ブレてる気がするというか、なんか、アレですよね。分かってるんだけど「ナイフで殺すのはNGだけどビルから突き落とすのはOK系の不殺主義なんだ…」みたいになっちゃいますね。ひねくれてるだけ?

 

あとまさかの2連続世界を牛耳る闇の組織ね。世界を牛耳る組織多すぎん?

でも逆に連続して出てきたからこそ自分の中だと「あ、これ世界を牛耳る(当社調べ)なだけでさては世界を牛耳ってないな…?」って納得しちゃったんすよね。

多分こう、テン・リングスは極東~中央アジアあたりの世界を牛耳ってて、レッドルームがロシアとか西アジア~東ヨーロッパあたりの世界で、ヒドラが西ヨーロッパ~アメリカを牛耳ってたんだと思う。この先世界を裏で牛耳った組織出てきたらその都度勢力図が更新されるやつ。

 

 

今作のお気に入りポイントはもう何よりトニー・レオン

画面にいるだけで引き締まるというか、存在感がすごいトニー・レオン

テン・リングスの力で千年の時を生きる不老不死で世界を裏で牛耳る最強暗殺者集団の首魁で白スーツが似合って一目惚れした奥さんと子供たちと一緒にダンレボしてキャッキャする間はこのまま年を取るのもいいなってリングを封印してたけど奥さんが殺されたら一転して小さい息子連れて報復しに行って息子に復讐のための技術を叩き込んだけど逃げられて娘は奥さん思い出すから遠ざけてたら逃げられて子供も失っちゃった所に魔物につけこまれて奥さんにまた会えるって騙されちゃってまんまと復活させて殺されちゃうけど死の間際に息子にテン・リングスを託すトニー・レオン、ズルすぎる。

 

 

シャン・チー、今後の再登場も楽しみな新ヒーローでしたね~。

たのむから…アイアンフィストと…フィン・ジョーンズ演じるダニー・ランドと並んでくれ…!

夏の春映画はただの春映画じゃなかった話

平ジェネFOREVERの感想ってどんなの書いてたっけなって見返そうと思ったら、まだブログに分けて書いてない頃だった。

 

え…アレそんな前だったの…? 2018年…? 嘘でしょ…。

 

よくよく考えたら令和も3年だもんな、当然じゃん…。

 

 

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movie-rider50-ranger45.com

 

そんな令和初の戦隊×ライダーのお祭り映画見てきました。

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スーパーヒーロー戦記

かつて「春映画」と呼ばれた昭和・平成ライダー、さらには戦隊ヒーローやメタルヒーロー快傑ズバットキカイダーまで共演した東映特撮ごった煮お祭り映画シリーズ。

細かい辻褄やよくよく考えたら原典の設定的にはおかしくない?みたいな部分で批判されつつも、夢のヒーローが共演するってだけで見てる側の感情をワクワクとエモーショナルでぶん殴り倒していったアイツが、仮面ライダー50周年&戦隊ヒーロー45周年のWアニバーサリーでとうとう令和の世に蘇る!

 

夏に!

 

という感じで夏の春映画という謎の称号を得た、久しぶりの東映特撮ヒーローのクロスオーバー作品ですね。

 

 

仮面ライダーセイバーの世界で「禁書」と呼ばれる他の世界のヒーローの物語の封印が解かれたことで、仮面ライダー・神山飛羽真たちはゼンカイジャーの世界に、ゼンカイザー・五色田介人たちはセイバーの世界に飛ばされてしまい…から始まるストーリー。

途中で出てくる謎の鈴木福さん、ショウタロウの登場も含めて全体的な流れは今までの「春映画」や、同じく仮面ライダーのクロスオーバーシリーズである「平成ジェネレーション」に近いもの。ヒーロー達が物語の中の存在である、という点も含めると「平成ジェネレーションFOREVER」に相当似通ったテーマを序盤から感じました。

なのでわりとこう、舐めた態度で見てたんですけど…。

 

いや、この映画すっごい。めちゃくちゃに調理が上手い。

まず「ヒーロー達は物語の中の存在」っていう部分が微妙に平ジェネFOREVERとは違ったニュアンスになっているんですよね。

平ジェネFOREVERは「物語の存在だけど、かつて仮面ライダーと一緒に育った人々の記憶に残り続けるし、今もライダーを応援する人もいるし、そんな彼らがいる限りライダー達は立ち上がるし戦い続ける、戦い続けられる」みたいな、ヒーローと視聴者との関係がテーマになっていたんですけど、

スーパーヒーロー戦記では今度は視聴者ではなく原作者・石ノ森章太郎を中心とした制作者側をテーマに置いて、「物語の存在だけど、物語の中で生きているヒーロー達は自らの意思で物語を変えるし、作者の死後も物語は続いていく」みたいな話の展開をしていくんですよ。

 

それぞれに登場する、ヒーロー達と関わるゲストキャラクターを比較するのが分かりやすいですね。平ジェネFOREVERの久永アタルは仮面ライダーが大好きな高校生。スーパーヒーロー戦記のショウタロウは、自らが描きたいヒーローを模索する若き日の石ノ森章太郎

似たような構図に見えて、全く違う視点から「僕たちとヒーローの関係とは?」をテーマにしているから、平ジェネFOREVERが観客への「仮面ライダーを好きでいていいんだよ」みたいなユルシや、いつでもライダーは君と一緒に戦う、寄り添うメッセージの作品だったのに対して、スーパーヒーロー戦記は制作側の造物主・石ノ森章太郎に対しての感謝やリスペクト、これからも続いていく決意みたいなものを表明するような作品になっているんですよね。

 

えもーーーーい。

 

序盤で飛羽真が語るスランプの原因が、そのままショウタロウがヒーローを描くのを辞める理由に繋がっていくのもいいですね。同じ悩みだからこそ、自らの造物主であるショウタロウに自分の気持ちを伝えられるし、それは自分の悩みの解消にも繋がっていき、二人で物語を生み出していく。

なんならセイバー本編より飛羽真の小説家設定うまく使ってない?

 

ゼンカイジャーが非公認ギアを使ってアキバレンジャーの力を使ったのも結構印象的でしたね。

ヒーローが沢山登場!の流れで出てきたので普通にファンサービスの一環だとは思うんですけど、それでも今回は石ノ森章太郎が深く物語に関わるお話ですし、原作者・八手三郎が黒幕として出てくるアキバレンジャーをあえて登場させたのは「分かってる?」的な深読みメッセージを受信せざるをえないというかなんというか…。

 

あとはそのヒーロー沢山登場!のところで、科学で戦うヒーロー、お仕事でヒーロー、魔法を使うヒーロー、時間がテーマのヒーロー、って各ライダーや戦隊の属性で分けて戦わせたあとに敵に「似たような要素で被ってんじゃん!」って言わせるのズルかったですね。沢山登場!で出てくるヒーロー達の頭の上に番組ロゴつけるのもズルい。なんならジュウオウイーグルとかが飛行してる時に番組ロゴも一緒に縦横無尽に飛ぶのがホントにズルい。

1回エモさで殴られてからギャグじゃん!みたいな演出した上でもう1回藤岡弘、が本郷猛としてショウタロウと言葉を交わすとかいうエモさで殴ってくるのやめて欲しい、交互浴かよ。ヒーローがヤケクソ気味に決め台詞言ってくあたりもうエモいのかギャグなのか分かんなくなってたよ。どれも出来がめちゃくちゃ良いのでめちゃくちゃ楽しい…楽しいのはたしか…。

 

過去作からの客演も豪華でしたね、最近のジオウやゼロワン、キラメイブルーから、ちょっと古い作品でドギー・クルーガーにシンケングリーン。常連のイマジン組だけじゃなくて石丸謙二郎も出るし、ショウ・ロンポーとラプターは変身しないのかな…と思ったら変身するし、ジオウはオーマジオウまでしれっと出るし。

シンケンジャーは個人的に思い入れ深い作品なので、久しぶりの谷千明はめちゃくちゃ嬉しかったですね。鈴木勝吾めっちゃかっこよくなってるやん…。しれっと殿様超えなきゃって言うやん…。千明と時雨が変身前のまま切り結ぶとこも2.5次元舞台みたいでカッコよかったね。

でも客演組だとMVPはかつてないハイテンションで爪痕を残しに残した飛電或人ですかね…。本編でも見たこと無いテンションで、しかもイズ不在で放たれる「ハイ!!!!或人じゃあ~~~~~~~~ないっとぉぉぉぉ!!!!!!」ぐらいのやつ、ヤバすぎて大好き。

 

もちろん細かい設定の本編との食い違いとか、理屈のおかしさは多少あるんですが、今までで一番参加作品の設定や経緯みたいなものを上手く組み合わせたストーリーや、今まで以上のお祭り感の楽しさや目新しい演出への挑戦があり、とても楽しい映画でした、スーパーヒーロー戦記

 

 

仮面ライダーバイスバイスのキャラクター楽しいし面白くて好きなんだけど、あのテンションで1年続くとしたらしんどすぎるので多分本編だともうちょっと普段は控えめだったりする…よね…?

悪役のぽっと出感がすげえ話

情勢的に延期を延期重ねてまさかのフェーズ4の4作目になっちゃいましたね。

それでも2年ぶりに映画館で聞くMCUファンファーレは格別だぜ!

 

 

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結局1年以上延期したのえぐいっすね。

アベンジャーズ/エンドゲームを含むMCU過去作のネタバレもあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラックウィドウ

アベンジャーズの創立メンバー、ブラックウィドウことナターシャ・ロマノフの過去を掘り下げる、番外編やサイドストーリー的な位置づけになる久々のMCU映画。

ナターシャのオリジンをやるのかと思ったら時系列的にはシビルウォー直後なので、あれですね、連載中の漫画で急に「10.5巻」とかやる感じ、アレ。

ストーリーとしてはナターシャが育ったスパイ組織、レッドルームの暗躍を止めるために、レッドルームの支配から逃れた義妹エレーナ、ロシアのスーパーソルジャーでありかつて任務で偽装家族を演じていた時の父親役であるアレクセイ、母親役であり先代ウィドウであるメリーナの3人と協力して…みたいな、言ってしまえばいつもの家族の絆モノ。

ディズニー傘下になったせいかここ最近ずっと家族愛続きでアントマンが売りのひとつ消されてかわいそうですね。

 

今作の敵であるレッドルーム、存在は前から言われてたんでそこまで急に出てきた感はないんですけど、それでも出てきて急に「世界を裏で操ってるよ」「ずっと上空に隠れていたよ」とか言い出してナターシャ一行に全部破壊されたんでなんというか、組織の規模のわりにスケールだけデカくて不思議な存在感でしたね。

別に世界を裏で操ってるとか言わずに「雇われスパイ組織だよゲッヘッヘ」くらいでも良かったと思うんだけど…っていうかそんな組織が急に滅んだらなんかあるだろうし、本当は世界を裏で操ってなかったんじゃない…?

 

あとはレッドルーム所属のネームドのヴィランとしてタスクマスターが出てきましたね。

スーツの色合いとアレンジはめっちゃ好みだけど、設定がかなーり原作無視なのとすぐフード外しちゃうあたりが微妙。

アクションはめちゃくちゃ良かったですね。キャップの盾投げやホークアイの弓みたいな分かりやすいところから、ブラックパンサーの体術やウィンター・ソルジャーのナイフさばきとかもコピーしてるのはグッと来るポイント。

やろうと思ったらスパイダーマンとかもできそうですよね。

キャラの改変のほうも、ブラックウィドウ劇中ではドレイコフに支配されてあの状態ってわけなので、これ以降で再登場した時にアントニアの本当のキャラクターになっててそれが原作同様の優れた指導教官な銭ゲバ傭兵やってたりすると面白いんだけど。

 

ナターシャ一行のほうは、キャラクターは好きなんだけど心の交流(ギスギス)みたいなシーンが多かったので全体的にアクションが物足りないなーって感じはありましたね。

アレクセイの言う「キャプテン・アメリカと戦った」の真相とか、気になるワードはチラホラ出てきたのでこっちもこの先で何かあると嬉しいな。

妹ちゃんのヒネた末っ子みたいなキャラクターは可愛かったですね。ナターシャの着地ポーズいじったり、自分もやっちゃったりみたいなとこ好き。

最後にファルコン&ウィンター・ソルジャーでも出てきたヴァルとの関わりがあって、話がホークアイに繋がっていくのはいいですね。エレーナみたいなキャラはバートンと相性良さそうなのがまたね。

 

 

ブラックウィドウ、個人的にはちょっとアクションが物足りなかったり悪役のスケールだけやたら大きかったりで変なふんわり感があったけど、MCUのこれからの広がりが楽しみになる作品でしたね。

 

あとナターシャ絶対クマっぽい男が好みだと思うんだよな…調達屋の俳優さんの系統がマーク・ラファロ寄りだったのわざとだって絶対…。

結局なんでロボゴジラはダメだったんだろう

 ニチアサの印象が強いのか、VSモノってわりとVSって書かれてる奴同士で戦うことってあんまりないイメージなんですよね。

最初だけちょっと誤解で戦闘するけど、結局最後に大ボスが出てきて共闘、みたいなやつね。

 

 

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godzilla-movie.jp

 

これはもうバキくらいボコボコにやりあう方のVS映画。

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴジラVSコング。

レジェンダリーも3作目ですっかりおなじみ我らが怪獣王ゴジラと、同じ世界観でリブートされたキングコングが最強の座を賭して戦っちゃうよ!なモンスターバース4作目。

火も吹かないし空も飛ばないシンプルでかいゴリラなキングコングが、火も吹くし海も潜るし頑張れば空も飛べる(※レジェゴジさんはやらない、多分)ゴジラにどう対抗するんだ!?って思ったら予告編でゴジラの背ビレで作ったっぽいマジカルハンドアックスで放射熱線受け止めてたのが面白かったすね。

あとは前作ゴジラ:キングオブモンスターズでゴジラに命を捧げて散った渡辺謙、芹沢博士の息子として小栗旬がなにやら意味深に出てたり。

 

今作はゴジラとコングのダブル主人公なので、ストーリーもゴジラ側の人間とコング側の人間で別々に進んで最終的にゴジラとコングが合流するかたち。

あれですね、貞子vs伽椰子で貞子と伽椰子が最初は別々に呪い殺していく感じすね。好きだよそういうの。

 

ゴジラ側はKoMで登場したマディソンが主人公、前作ではイカレママに巻き込まれていく感じでしたが、今作ではその血筋を感じさせるイカレた思想と行動力を発揮して視聴者にハラハラと「おい結局こいつもかよ」という感情と、あとパパへのガチ同情を与えてくれます。

コング側はモナークの研究者と彼女の養子であるコングと心を通わせる少女を中心に、コングのルーツを通じて地球内部の空洞やコングの祖先の地へと冒険をするストーリー。

 

どちらかといえばコング側に重きが置かれてて、コングと少女が心を通わせたり、コングが因子継承したり、予告でも出た背ビレアックスを入手したりするんですけど、そのおかげで怪獣がドッタンバッタン大騒ぎ!みたいなカットは中盤は抑え気味なのが個人的にはちょっと物足りない感じ。

同じサイズの着ぐるみ怪獣じゃなくて、ビックリドッキリ空想モンスターと戦う髑髏島の雰囲気なので、コング側でそういう展開なの自体は文句ないんですけど、シンプルにもっとゴジラ出てほしかったのはある。

 

ゴジラ側は前作で倒されたキングギドラの首を使って人造の怪獣王、メカゴジラを作って地球の覇権取り戻しちゃうよ!な企業の秘密をマディソン一行が暴こうとするお話で、小栗旬はそのメカゴジラの開発者兼パイロットとして登場。

周りが皆「ガッジィーラ」って呼ぶなか前2作で頑なに「ゴジラ」と言い続けた渡辺謙を引き継いで小栗旬もしっかり「ゴジラ」って呼ぶんですけど、いかんせん肝心の出番が少なかったのが残念。

ゴジラ信者だった父親に反抗する形でメカゴジラを開発したのかな、とかそういう妄想は捗るんだけど、そういうの作中でやってくれたらなーーーとか思ってたら暴走したメカゴジラから逆流するエネルギーでバリバリ白目剥きながら感電してたんですけど、明確に死んだ描写はされないんで再登場を期待したい。

今度こそゴジラ殺す!ってガイガン建造したりしないかな、単純に「ガイガァァァァン!起動ォォォォッ!」って叫ぶ小栗旬が見たいだけともいう。

でもメカゴジラのデザインがなーあんまり好みじゃなかったんよなー。

レディプレイヤー1とかでもそうだったけど、あんな表面に情報量あるとちょっと違うなってなるんですよね。パシフィック・リムのジプシー・デンジャーくらいがちょうど良いと思うんだけどな。お国の違いってやつなのかな。

 

ゴジラとコングの戦闘はけっこう考えられてるのが面白くて、序盤で南極に向かう道中の船上の戦いではやっぱり海ではゴジラに分がありすぎて一方的だったり、コングがゴジラと因縁があるからこそ先祖代々伝わる背ビレ斧があったり、アイデアが好き。

最後にゴジラがめっちゃ地面に熱線吐いてると思ったら香港⇔地底世界の直通トンネル作るためだったのは笑ったけど。ゴジラ強すぎでしょ。

香港での遭遇からメカゴジラ登場しての最終決戦にかけて、徐々に今までのモンスターバース作品、というかKoMっぽい映像から「怪獣プロレス」な映像に変わっていくのは過去作の着ぐるみ特撮へのリスペクトやオマージュが感じられて面白かったですね。

戦闘中にコングをしれっと高いビルの先端まで登らせたりとかね、過去のキングコング見てなくても「知ってる!」なオマージュをやるのとかずるいね。

 

 

トータルでは面白い映画だったんだけど、個人的にはちょっと物足りなかったなってのが最終的な感想。ラスボスがメカゴジラな上にそれが暴走するのが予想できる範疇だったというか、もっと「うわー!マジか!」が欲しかったかなって。

すごく優等生な作りしてるだけに、流石にもうゴジラでそういうのは脳が慣れてるっていうか、なんというか。モンスターXの正体がギドラとか、コングのラストにモスラやギドラの存在が匂わされたりとか、エンドロールでいきなり「ヨォ~~~~~~ッ!ゴッジッラッ!」って歌い始めたりする驚きが欲しかったというか、なんというか。

 

わからん、前作がよりにもよってKoMだったのが全部悪いかもしれんな…。

見えそうで見えないのが結局一番目を奪われるんよって話

SEED世代もOO世代ももう大分おっさんですよ。

 

こわっ

 

それじゃあこれの世代って………?

 

…やめよっか、この話。

 

 

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gundam-hathaway.net

 

ギギがもうね、ザ・宇宙世紀の女って感じですよ。

可愛いんだ、ずるいんだこれが。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ

U.C.0105、「逆襲のシャア」の第二次ネオ・ジオン戦争から12年後の地球圏を舞台に、反地球連邦政府を掲げるテロリスト集団「マフティー」のリーダーとして「マフティー・ナビーユ・エリン」を名乗るブライト・ノアの息子ハサウェイ・ノアの物語を描いた小説が待望の映像化…な作品。

ガンダム通ってきたオタクなら、小説読んでなくても粗筋というか、ハサウェイとクスィーガンダムが最終的にどうなるかは知ってる人も多そう。

 

今回の映画だと最後まではやらないんですよね。

てっきり映画1本で終わるのかと思ってたら全然なんかこう、起承転結の起というか、序破急の序で終わったのでふーんって感じ。主役機クスィーガンダムも最後の方でやっと出てくるくらいなので、なんかこうカタストロフィはめちゃくちゃ薄めなんですけど……。

 

いやなんか普通に面白かったすね。

描写にとにかくリアリティがあって、市街地のMS戦なんかモビルスーツ怖ぇ~ビーム怖ぇ~いやこんなんマジでその辺の街で急に戦争やったら駄目でしょ…ってなるし、メッサーとかグスタフ・カールとかその辺のMSの中に一機だけペーネロペー混ぜ込んだ時のミノフスキー・フライト搭載機やべ~機動性してんじゃんとか、あの状態でメッサー単機で大立ち回りするガウマンやばくない?とか、クスィーガンダム拾いに行くときの無重力空間でのドッキングの緊張感も良いし。

 

とにかくマフティーの行動自体はマジで極悪過激派テロリストなので、そこをなんとか感情移入させるためにハサウェイは悩むし、マフティーの皆は仲良くキラキラ活動するし、世間的もマフティーの主張は支持されてるけど、当事者の地球に住むおじさんは懐疑的だったり、情報の出す順番が上手いというか、ずるいですよね。

あと、どうでもいいけどハサウェイがジャケット脱いで町をぶらぶらするとこが孤独のグルメにしか見えなくて劇場で笑いそうなのめっちゃ我慢してた。

 

個人的には今作だとペーネロペーがホント好きなんですよね。異形で巨体のMSがミノフスキー・フライトの駆動音なのかな、怪獣の唸り声にも聞こえる音と光を纏って夜霧の空を支配する感じ、かっけえ~~~。

めっちゃプラモ作りてえ~~~ってなったけど帰りに寄った模型屋には影も形もなかった、無念。ROBOT魂もいいな…。

あとなんかめちゃくちゃグスタフ・カール量産されてない? ジェガンとか完全に1世代前みたいな扱いですやん。

序盤にしれっとギャプラン出てくるのもいいよね~。

 

キャラクターだとやっぱギギ・アンダルシアめっちゃいいですよね。シャトルのシーンの立ち振る舞いはクェスを彷彿とさせるけど、クェスほど子供でなく我儘でも電波でもなく。ただハサウェイお前やっぱ女の趣味どうかと思うぜ。

あとは、ほんと、あの、ホテルのシーンずっとえっち。もうずっとギギのスカートとふとももの境界線に目を奪われてたけど、しょうがないよ、あれ、ずるいもん。

 

ハサウェイ、クェスに取り憑かれてる感じあったけど、ギギと被った感じもあるしどうなんだろうね。個人的にはそのシチュめっちゃ好みのやつだから取り憑いてて欲しいんだけど、クェスに取り憑かれるのめっちゃアレな、なんかあると「やっちゃいなよ!」とか「だから子供って嫌なんだよね」とか「やめなよ、普通の人に向かって」とか語りかけてくるニュータイプの亡霊嫌すぎるな。

 

閃光のハサウェイ、だいたいこんな感じですかね。

今のところ次のタイトルが何のハサウェイになるのかが一番気になってます。

デミゴッド、シェイプシフター、英雄、って並ぶとクリーチャータイプみたいだなって思った話

青青3とかで出せる伝説のクリーチャーって感じ。

何の話かっていうと、映画の話なんですけども。

 

 

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マウイの声優、ドウェイン・ジョンソンだったんすね。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モアナと伝説の海。

海に憧れる少女モアナが半神マウイと共に、滅びゆく故郷の島を救うためにかつてマウイが女神テ・フィティから盗んだ心を返しに行く冒険を描く、ポリネシア神話をモチーフにした海洋アドベンチャー作品。

マウイはポリネシア神話における、他の神話で言うところのスサノオやロキ、プロメテウスのような、トリックスターであり文化英雄の側面を持つ神ですね。詳しくないので他の神とかはわかんない。

 

話の流れなんかもこう、見てるとディズニーだなーって感じですよね、外に憧れつつも出られないヒロインが外に出る話。なんかもう半分くらいこれで説明付く気がする。

モアナに対してマウイがプリンセスいじりしたりするあたり、その辺はある程度分かっててテンプレなぞってる感じもありますけどね。

 

島から出られないのも、もちろん指導者の娘っていう立場とか村の掟もあるけれど、なにより海に立ち向かえる技術も知識もないからそもそも出られないってのがちょっといいなって思いましたね。サメとか魔物ではなく、海そのものの怖さを実感する最初の船出のシーンは結構なリアリティ。

モアナを導き、道中協力したりしなかったりする海の気まぐれさも、自然ってそういうものだよね、みたいなメタファーになってるのかもしれないですね。

 

自分勝手でやや幼稚な英雄マウイや、心を奪われて荒ぶる溶岩の魔物に変じた地母神テ・フィティ、宝物を集めるヤシガニの魔物タマトアなんかの神々も多神教めいた、それこそ日本神話の神々に近い雰囲気を持っているので物語そのものの取っつきやすさがいいですよね。全編通して神話を元にした物語というよりは、もうがっつり神話の1エピソード、ちょっと大きめの観光地にもなってるような神社に置いてあるパンフレットのストーリーをアニメ化しました、みたいなノリが個人的にはすごく好き。

 

大きなポイントとしては、主人公の相棒役になるマウイが好きになれるかどうかで割と評価変わりそうですよね。

英雄の過去を誇示し、自分の力の源泉である釣り針に執着し、そのために主人公の目的を無視したり、終盤も終盤で釣り針を失いたくないがために逃げ出したりする、持つ力に対しての器の小ささみたいなのは人によってはイライラして嫌いかも。

実は悲しい過去が…みたいな同情ポイントもあんまり深堀りされないですしね。

 

映像表現のほうもすごかったですね。単純にすごい綺麗なCGってだけじゃなくて、なんて言ったらいいか、特に村や大海原でカメラが引いてるときにそれが強くなってましたけど、被写界深度とかヴィネット風の効果でアニメとリアルの境界線の違和感を消すというか、人形劇とかセットに近い雰囲気というか。

感情豊かに物語に絡む海のライティングとか水表現とかね、素人が何言ってもチープになるんでもうすごかったしか言えないんですけども。

 

モアナ、海を舞台にした大人から子供まで楽しめるファンタジーアドベンチャーでしたね。

 

 

 

…ディズニー、誰でも楽しめるからこそ、キャラクターが少なくて、誰か死んだり何か壊れたりしないので、ちょっと物足りない気持ちが芽生えてきたんですよね…。

次はラーヤと龍の王国とか、またディズニーにしようかなとか思ってたけど、一旦めっちゃ人が死んだり何かが爆発する映画にしようかな…。