敵の女スパイの衣装が可愛かった

いや、マジ、今年の夏あつすぎ。

 

 

 

missionimpossible.jp

 

スパイダーバースは遅れるってなってますけど、

こっちのPart2はどうなんすかね。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミッション・インポッシブル/デッドレコニング。

不可能を可能にしすぎて最近は最初から縛りプレイを強要される男、イーサン・ハントが不可能を可能にするスパイ映画シリーズ7作目。

今回は自我を獲得した高性能スパイAIの反乱を止めるため、ベーリング海に沈む本体を物理的にどうにかするために必要な2本の鍵を入手するミッション、

本体がどこにあるかは不明、鍵のうち1本がどこにあるかも不明、

初手から組織の援護なし、チーム3人、CIAから追っ手が出てる状態からスタートです。

 

無茶やて。

 

いやなんで無茶やないねん。ほんまコイツ・・・。

 

ミッション・インポッシブル、ちゃんと敵が狡猾というか、無能ムーブしないのに

きっちりイーサンが上回っていくからいいですよね。

 

予告編であった要人皆殺し緑ガスみたいなシーン、まさかのイーサンだったな。

明らかに怪しいやつ来たし、多分こいつが予告編のあれだなって身構えたら、お前かい!みたいな。

その後も使ってたしな緑ガス、便利なんかな。

 

 

今回でシンジケート編で仲間だったイルサが離脱して代わりにプロ泥棒が加入。

イルサ、最初の死んだふりはまあ死んでへんやろって感じでしたけど、

ナイフは流石に死んでますかね、死んでそう。

 

新キャラのグレース、どっかで見た女優さんだな~って最初思ったけどペギー・カーターですよね。

運転が下手で肝も据わってないペギー、ちょっと変な感じ、悪い意味でなく。

 

「根っから悪側っぽい女性が巻き込まれるうちに黄金の精神に目覚める」的な展開だとこの前のインディ・ジョーンズのヘレナと通じる部分がありますけど、

主人公が正義と使命感が服着て歩いてるみたいな人間なのでソレに当てられて変わっていく感じは違和感なかったすね。

運命のダイヤルはインディとの確執もあったしね。

 

 

敵側の女工作員もいい感じでしたね、パリス。

シーン変わるたびに衣装が変わるし、毎回けっこう攻めた感じなの可愛い。

パーティシーンの道化師風の衣装もいいけど、ローマのカーチェイスシーンで着てたゴス風の衣装一番好きだったなー。

緑のギンガムチェックのスカートなの見逃さなかったぜ。

 

クレイジー風のキャラだったけど、命の借りを命で返すの熱いな。

 

パリスも「まだ脈がある!」とか言われてたし、

PART2ではちょっとキャラ立ててたCIAのコンビ含めて4人でイーサンの仲間入りしそうすね。

いいよね、そういうの。

 

 

メインヴィランのガブリエルはなんかこう、まだ捉えどころのない感じでしたね。

真の目的みたいなのはPART2で明かされるのかな。

なんならエンティティに洗脳されてたとかもありそう?

 

冷酷非情な悪役でしたけど、今までのシリーズと比べるとそこまでカリスマ!とか不気味さ!みたいなの薄かった気がする。

エンティティにちょっとその辺持ってかれてるみたいな。

最後も出し抜かれてるしな。

 

別に魅力がないってわけではないので、PART2で明かされるなにがしかに期待ってとこすかね。

 

 

イーサンは今回マジで縛りプレイでしたね。

っていうかIMFのシステム、そんな感じなんだ!ってなりましたね。

まさか受注が任意だとは思ってなかった、「いやです」ってなったら拒否できるもんなんだ、アレ。

イーサン限定の扱いとも取れる言い方だったから、もしかしたらそういう説もあるよな。

マジのマジでイーサンが無理なら無理のときは受注システムみたいな・・・。

いやそれもどうなんだ・・・?

 

IMFへの謎が深まる。あまり考えなくても良い気もする。

 

 

もうひたすらにスパイアクション!スパイアクション!スパイアクション!って感じで、

コミカルなシーンもあったりで楽しい映画でしたけど、

途中でオリエント急行のとこで汽車の運転手のおじいちゃんが殺されるとこでなんかすごい泣きそうになっちゃったな。

イルサはまぁいつ死んでもおかしくない仕事だし・・・で済んだんだけど、

あのおじいちゃん達はきっと長年あそこで運転手を務めてて、きっと孫なんかもいて、

そろそろ引退かな、みたいなこと考える時期だったと思うんだよな・・・。

それがあんなテロに巻き込まれて、一人はずっと汽笛のロープに吊るされてさ・・・。

なんかアクションシーンで汽笛が聞こえるたびにおじいちゃんの尊厳が破壊される感じがして切なくなっちゃった・・・。

 

たぶん今までの人生で一番映画で死んだモブに感情移入しちゃった。

 

 

前後編だけどちゃんとイーサンが勝って終わるの良かったスねー。

インフィニティ・ウォーは負けて終わったし、

スパイダーバースも負けっていうか逃げて終わったから、

ちょっと1本の映画としては後味があれなんすよね。

 

帝国の逆襲みたいなもんなんで、それがダメってわけじゃないんだけど、

さすがに続くとうんざりしちゃいそうだったんで、

デッドレコニングはイーサンがきっちりガブリエル出し抜いて、

でも真相は未だベーリング海の底に眠ってるぜ・・・エンドだったんで、

違う味がして良かった。

 

 

ミッション・インポッシブルシリーズ見返したくなったなー。

わりとフォールアウト覚えてないのに気づいたんすよね。

でもフォールアウト見るならローグ・ネイションとゴーストプロトコルも見たいんよなー。

 

そんな感じ。

PART2楽しみ。