久々にハシゴ映画したけど、なんかラインナップのせいか全然疲れてない。
ドンvsゼン見たあとに時間ちょうどよかったからハシゴしただけなんけど、
すげえ東映まんがまつりみてえな組み合わせだな。
ネタバレあり感想です。
暴太郎戦隊ドンブラザーズVSゼンカイジャー。
バトンが続いた時点で確定していた2大問題児の融合。
ついに明かされる、介人とマスターの関係!
みたいな、スーパー戦隊の新旧2作品がクロスオーバーするVSシリーズの新作。
といいつつもそれほど絡みがあるわけでもなく、
ゼンカイジャー編、ドンブラザーズ編、ドンVSゼン編みたいな形で最後に合流する、
っていうか敵を追っかけてたら合流するシチュ、まんまW&ディケイドだよな。
共演は薄めだけど、その分それぞれ本編後のアフターストーリーをしっかり描くって感じ。
まずゼンカイジャーがセッちゃんの「前回の…ゼンカイジャーは!」からスタートするのいいね。
ゼンVSキラ見てないので、まるっと1年ちょっとぶりのゼンカイジャー。
開始5分も立たないうちに「柏餅王」とかいうワードが飛び出すあたり、やっぱ格が違うぜ(?)
久々に見て思ったんですけど、劣勢と見たら即「てった~い!」ができる介人、結構すごい才能というか、思考能力ですよね。
ワルドの能力がふざけつつも軒並み食らったらヤバめが多かったのもあるのか、
それとも介人の判断力があったからこそワルドに勝ててきたのか。
撤退したら身を隠しついでに助言を求めにキカイトピアのステイシーに会いに行くのも無駄がない。
繋がった各トピアとの絆で勝つのもいいね、ゼンカイ本編があったからこその作戦って感じ。
ただしそれで出てくる作戦は怪しすぎる闇柏餅の売人なんですけども。
お父さんが今度はちゃんと自我を保ってるのに襲ってくるの、結構ハードめの展開ですよね。
柏餅ワルドこえーーー。
ドンブラザーズは最終回で記憶を失ったタロウが記憶を取り戻すところから。
自動的に消滅するラーメン、何?
タロウ不在の間に、また駄目な方向に調子に乗っているジロウ率いる新生ドンブラザーズ。
こいつらすぐ調子乗る。
1年終わってチームの絆とかメンタル方面でこんなに安心できないスーパー戦隊おる???
ドンブラザーズ世界の住人、全体的に我が強すぎる。
はるかだけジロウの援助を受けてないのが何かカギになるのかと思ったら、
特にそんなことはなくシンプルにはるかだけエンディング後に不安要素がないだけだった。
というか犬塚翼、天職が逃亡者でいいのか、不安。
フォーメーションB!だけまさかのスーパーマリオでも出てきてちょっと笑っちゃった、そこ被ることあるんだ。
タロウの「お供達!」を「お友達!」に言い換える介人、強すぎるんだよな。
せっかくの全員名乗りも一斉に叫んでグッチャグチャなの、最高。
結局マスターの謎は謎のままなんだよな。
鳴滝的なものだと思っているのでどうせ何も考えてないんだろうな感はある。
マスターも揃って変身するのかと思ったらしなかったなー。
それだけちょっと残念だけど、
キングオージャーVSドンブラザーズに期待しようかな、やるか知らんけど。
とか思ったらソノイ死んだんだよな。
Vシネでなんかそういう大事な引き作るのやめてくれません!?
最後のステイシーとゾックスに寿司をあーんする介人、可愛すぎんか。
一回拒否るけど結局食べるステイシーと、普通に受け入れるゾックス可愛すぎんだよな。
で、マリオ。
スーパーマリオブラザーズ・ムービー。
言わずと知れたファミコンの名作ゲームのCGアニメ映画。
ファミコンのみならず、色んなシリーズの要素もふんだんに盛り込んだ、マリオシリーズに詳しければ詳しいほど楽しめるような原作リスペクトに溢れた映画化作品。
全体的に映画用のアレンジはかなりされてますけど、ちゃんとマリオしてましたね。
土管ワープやカートみたいな単純な見た目やアイテムの要素だけでなく、
マリオがパルクールする時に横スクロールアクション風の画面になったり、
シチュエーションに合わせてゲームBGMのフレーズが使われたり、
映画オリジナルの世界観を作りつつも、ちゃんとゲームの要素を適切に取り込んでる感じ。
ピーチ姫、あんなずっとニヒルな笑み浮かべてることある?とは思ったけど。
マリオストーリーのピーチ姫のイメージが強いから違和感あるんすよね。
デブヘイホーとか見張り片っ端からしばいて自力で脱出しそうだよね今作のピーチ。
マリオとかピーチとかドンキーとか、物語のメインになるキャラであればあるほど自分のイメージから離れてる印象はあったな。
マリオ、めっちゃブラコンだなーとか、ドンキーお調子者なんだなーとか。
ルイージはメインだけど出番は少ないので、ルイージマンションっぽいビビりシーンが強いのもあってそんなに違和感ある感じじゃないかも。
違和感で言い出したらブルックリンに家族と住んでる時点でマリオ???だしな。
もともとマリオといえばこう!みたいなカッチリしたイメージがないからなんとなく受け入れられるのはあるかも。
クッパの目的がちゃんとピーチ姫だったりするので、そういう「ここは変えたらダメ」みたいな部分をうまく押さえてたりするんですかね、具体的にどこか言語化できないんだけど。
めちゃくちゃ乱暴な言い方をすると、実写ルパン三世が過去に謎の窃盗団チーム組んでたりチームに謎の陽気なハッカーが混ざったりするようなことが起きなかったので改変モヤモヤがなくて良かったなみたいな感じです。
逆に細かいとこにシリーズの要素が入ってたの良かったですね、ポリーンとか。
マリオブラザーズのCMめっちゃ好きだし、ドンキー登場時にDKラップ流れるの最高すぎた。
あとはサントラ好きなので、要所要所で伝統的なテーマ流れたのめっちゃ楽しかったですね。
分かりやすくピーチ城でピーチ城のテーマ、土管ワープしたら土管ワープの音、
コングの国に入ったらタルたいほうの谷にDKラップ、みたいなのもそうなんだけど、
そうじゃない劇伴でもサンプリングしたBGMの切り抜きとか効果音入ってたりして、
キャラクターやストーリーがオリジナルな分、耳で原作を感じれるのが良いというか。
クッパのピアノとかも良かったですね、愛のバラードじゃなくてカメックとジャムしたほう。
クライマックスで流れるスターBGMも良かった。
ここまでサントラにこだわってるんだから、あそこでスターのBGM流さないはずないんだけど、でもあそこでスターのBGMって雰囲気壊れない?大丈夫?とかいらん心配してたら、
しっかりイントロからフレーズは入れつつもクライマックスの大逆転にピッタリな盛り上がる曲になってて感動しちゃった。
あそこでクッパボコるとこ、尻尾つかんで回すとこで64だ!ってなったし、
そのあとの空中で殴るとこで空前だ!!!ってなったし、
そのあとのダブルライダーキックでちょっとよくわかんなくなっちゃった。
空前のせいで脳がスマブラになってたからファルコンキック・・・?とかなった。
アレだけなんとかなんなかったんすかね、ヒップドロップはダサいけど、なんか、なかったっけ、クルクル回りながら下に急降下とかしなかったっけ、マリオ。
でもアクションも見慣れたゲームの動きしてたりするから面白かったですね。
フィールドをマリオが走る後ろ姿とか、ゲームまんまの動きしてたもんな。
最近見た映画で一番サントラ気に入ったかも。
すでにSuperstarsを繰り返し聞くくらいには気に入っている。
USJのマリオワールドとか行ってみたくなったなー。
いい映画だった。