知らない映画を見に行ったと思ったら知ってた話
ドキュメンタリーだけど知らない話、っていうか
詳しくない世界の話だし、と思って映画を見に行ったんですよ。
まさかの知ってる話だった。
ネタバレあり感想です。
というわけでフォードvsフェラーリ見てきました。
ちなみにやっぱりこれを書いているのは2月です。ネットの欺瞞。
車は詳しくないけど面白そうだし見るか~って、
映画見る〜〜〜。やっぱりクロスオーバーのVS映画って大好きなんすよね〜楽しみ〜〜〜〜〜〜 pic.twitter.com/Y9d3ydbXFu
— キ('ャ')ンベルさん🧷 (@DABUBELL) 2020年1月14日
こんなテンションで見に行ったんですよね。
あとクリスチャン・ベールが出てきて、ジョン・バーンサルも出てきて、
怖っ、とか思いながら話が進んで、
ケン・マイルズの破天荒さにヒヤヒヤしつつも笑ったり、
これ実質フォードvsフェラーリじゃなくて
フォードの偉い人vsフォードのレースチームだよね、とか思ったあたりで、
あれ、知ってるな・・・?
このレーサーの話知ってるな・・・?
最後たしかこの人運転中の事故で亡くなったよな・・・?
とか思ってたらきっちりそこまで映画でやりましたね。
なんで知ってたんだろ…世界ふしぎ発見!とか
ザ!世界仰天ニュースで見たのかな…。
レースや車に詳しくなくてもなんとなく知った気になりつつ、
登場人物に感情移入もしつつ、気づけば食い入るように
レースを見てる楽しい映画でした。
途中で意味ありげにレースの観客にカメラが一瞬向けられたとこで、
「あ!この感じは実際のドライバーとか
関係者がカメオ出演してる奴だ!」
までは気付けたんだけど果たして誰なのかまでは
分からなかったので、誰か知ってたら教えてください。
2020年になったので映画初めした話
2020年になったので今年は見た映画を書き留めよう、
の決意とともに放置してたアカウントを備忘録的に運用していこうのコーナー。
ちなみにこれを書いているのは2月だ。ネットの欺瞞。
というわけで映画初めしてきました。
新年一発目なんでドドーンと行きたいですよね。
なのでドドーンと大作2本見てきました。
ネタバレあり感想です。
ドドーン
まず仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション。kamenrider-winter.com
1型の首元から放出されるエネルギーが赤いマフラーになるやつとか、
レジスタンス衣装の不破、刃と黒スーツな滅、迅の立場逆転とか、
あとやたらキャラの濃いレジスタンス達のおかげで
歴史改変ゼロワン世界の物語が想像できるとことか、
仮面ライダー001含めて造形がめちゃくちゃ好みにどストライクで良かったですね。
そうなるとイズだけいつもの服だったのがちょっと物足りない感じ。
ジオウ達は良くも悪くもいつものジオウって感じだったけど、
その分安心感はあったというか。
ソウゴがアナザーゼロワン見て「アナザーライダーか」
って低い声で言うの魔王の風格・・・!って感じで好き。
アナザー1号を1型のロッキングホッパーキーが刺さった
アタッシュカリバーで倒すの、一応ジオウのルールを
最初のライダーを最初のライダーで倒す的な概念で
クリアする感じでいいんですかね。
そういうの好きなんでそういうことにしとこ、自分の中で。
ジオウOQとか平ジェネFOREVERほどの破壊力は持ってないけど、
Wのビギンズナイトみたいな感じで
ゼロワンの補完にもなって面白い映画でしたね。
で、スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け。
続3部作、シークエルを締めくくるEP9。
締めくくられたかな。
締めくくられてたよ。
終わりよければ全てよしって言うし。
最終的に「それも私だ」ってパルパティーンが言い出したり、
最終的に馬鹿みたいな破壊力の大艦隊が雑に出てきて雑に全滅したり、
雑にレイの出生の秘密が明かされたりしたけど、
とりあえず上手いことまとまったから、良いんすよ。
EP9がこうなることなんてわかりきってたんで、
ちゃんとまとまったっすよ、だいぶだいぶマシですよ。
令和 ザ・ファースト・ジェネレーションよりよっぽど
平成ライダーみたいな雰囲気出てるよね、EP8とEP9。
瞬間瞬間を必死に生きてる感じある。
個人的にはシークエルはレイ、レン、フィン、ポー、
そしてBB-8がワチャワチャイチャイチャしながら
銀河を冒険するのが好きなのでわりと満足度が高かったです。
レイとレンのフォースの繋がりとかいいよね、あれで居場所バレたり、
レイがレンにライトセーバー渡したりするのとかめっちゃ好き。
そんな感じの映画初めでした。今年も沢山映画見たいね。
「翔んで埼玉」で二度とない映画体験をしてしまったかもしれない話
ディストピア埼玉BL映画、「翔んで埼玉」を見てきたんですよ。
ネタバレ含む感想です。
キャッチコピーの名に恥じないまさに茶番劇。
いったい埼玉をなんだと、いや関東をなんだと思ってるんだと言いたくなる謎のディストピア世界観。
そして原作:魔夜峰央な説得力が異常に出るGACKTと伊勢谷友介、あと京本政樹。
さらにヒロイン(設定は男子だけど)とのキスより濃厚なGACKTと伊勢谷友介のキスシーン。
伊勢谷友介、カッコよかったっすね。
千葉県にある千葉県人しか行かない映画館で見たので、最初の千葉解放戦線の苛烈な処刑のあたりでけっこう湧く劇場内。
わかる、だってきっとみんな小学校で地引網体験してるし、喧嘩になったら相手の鼻にピーナッツ詰める幼少期を過ごしたんだ。
「翔んで埼玉」内の千葉県描写は正しいかもしれない、実際近づいたら醤油の匂いがするエリアはマジである。
そして映画もクライマックスを迎え、現在の埼玉を紹介するエンディングに。
この映画、散々埼玉ディスっといて最終的に褒めてなんとなくいい雰囲気で終わるの上手かったですね。
「何もないと言われた埼玉も今ではショッピングモール天国」というナレーションと共に画面に映し出される「unimo」のロゴ。
ユニモ? ここでざわつく劇場内。
そう、我々が今映画を見ている場所はユニモのUSシネマなのだ。千葉だけど。
ユニモって埼玉にもあるんだな、と思った次のシーンでスクリーンに映されるユニモの正面玄関。
あれ? これここじゃね?
次のシーンで映されるユニモの店内、そしてフードコートのデザート王国。
あれ? これここの下の階じゃね?
次のシーンで映されるユニモの航空写真
あれ? この左の道、さっき通ってきたとこじゃね?
そう、「埼玉のショッピングモール」として紹介されたユニモがまさしくここ。
映画『翔んで埼玉』にユニモが登場しました! | イベント&ニュース | UNIMO ユニモちはら台
いま、我々が映画を見ているこの千葉県の映画館が、
いままさに、見ている映画の劇中で埼玉になっている。
「知ってる場所がロケ地で出てくる」ならまあ、ある。
「映画館の近くがロケ地で出てくる」もたまに、ある。
(フェスティバルウォークっていう蘇我の映画館もあるモールがスーパー戦隊で稀によく出るんですよね。)
しかし、それらはその場所ではなく、あくまで「日本の何処か」や下手したら「宇宙のどこか」の代わりとしてロケ地に選ばれただけなのだ。
だが今まさに自分が見てる映画に「ショッピングモール ユニモ」として出てきたショッピングモール ユニモちはら台店が、埼玉として、「さ」の字を象った建物として出てくる衝撃。
「日本埼玉化計画」はすでに成されていたのだ。
ここって埼玉なんだ。
興奮気味の帰り道で、そうつい口から出てしまうのだった。
ちゃんちゃん。