観ようと思ってたのに早々に近くの映画館の上映が1日1回になってて、ちょっと焦ったよね。
実はゴーストバスターズ、何年か前のリブートは観たけど未だにオリジナル版見てませんでした。
オマージュシーンばりばりだったので帰ってから観たよ。
なのでゴーストバスターズ(1984)含めて、ネタバレあり感想です。
ゴーストバスターズ/アフターライフ。
家計難からアパートを追い出されたシングルマザーと兄妹の3人は、亡くなった祖父から相続した地の果てのようなド田舎の、荒れ果てた農場へと引っ越すことに。
思春期バリバリな兄、トレヴァーが一目惚れした女の子目当てにアルバイトを始めたり、母キャリーがサマースクールの講師、ゲイリーと何だか良い雰囲気になったりしてる中、
バリバリ理系でちょっと内向的で皮肉屋で自称ジョークが得意なオタク少女フィービーは、祖父の遺品の中から奇妙な機械を見つけ出す。
ゲイリー先生曰く「ゴーストバスターズの使ってた道具」らしいそれらの品を友人ポッドキャストと共に動作テストを行っていると、金属を貪るゴーストに遭遇。
納屋で見つけた「ゴーストバスターズのキャディラック」を修理した兄を巻き込み、ゴースト捕獲のために街でひと騒ぎをおこしたフィービー達は街の保安官に捕まり、ゴーストバスターズの装備も没収されてしまう。
しかし街にはさらなるゴーストの影。
始まってしまった世界滅亡のカウントダウンを、フィービー達は食い止めることができるのか!
…なゴーストバスターズ1、2の正統続編映画。
とにかく主人公でヒロインなフィービーが可愛い。
頭が良くて、感情を表に出すのが苦手で、でもいざって時の行動力や判断力はピカイチ。好きになりますやんそんなーん。
くせっ毛で美人で眼鏡で背が高めの女の子とか好きですやーん。
みたいな性癖どストライクみたいなのが来ちゃって冒頭からはわわ!ってなってた。
これだけでもう百億満点くらい出せる。たまに眼鏡がズレてるのも可愛い。
兄貴もフィービーの頭の良さ演出のために勉強苦手キャラになってますけど、
しれっと何十年も放ったらかしになってたキャディラックをちゃちゃっと修理してるんですよね。
あれか、好きなものには熱中できるタイプか。似たもの兄妹じゃねえか、好き。
っていうか兄貴も美人だよな。
ポスターでもめっちゃ前の方にいるポール・ラッド、結局クライマックスの間ずっと犬のお化けの中にいて決着つくまで出番全く無かったの面白かったですね。
ゲイリー先生、序盤だとめちゃくちゃ大事な役なのに…。
先生がいなかったらフィービーが見つけた謎の装置、なんだこれで終わってるんですよね。
サマースクールの講師を不真面目にこなして自分の研究を進めてなかったらゴーストと地震も結びつかなかったのに…。
まぁ仕方ないですけどね。クライマックスの展開的にいらない順で犬の中に入れるならゲイリー先生と兄貴の彼女ですよね。
終始キャラクター少なめ、必要最低限で回してたの個人的には好きでした。
シンプルでいいよね、余計なことして事態を悪化させるやつもいないし。
おかんの代わりに兄貴の彼女が犬に取り憑かれたとこなんか感動すら覚えたね。
オリジナル要素がそこかしこに散りばめられてたの良かったですね。
今作観てからオリジナル版観たので答え合わせみたいな見方してましたけど、思ってた以上に多いんですねオマージュシーン。
まさか屋敷の綺麗に縦積みされた本すらオリジナル版にあったやつだとは。びっくり。
基本的に装備が全部当時のものなのも面白かったですね、ゴースト探知装置とか1984年はめちゃくちゃ綺麗なのビックリしました。
オリジナル版の映像を「当時の映像」としてユーチューブで見るの良かったですね。
今風だし子供が探し当てても違和感ないし。
ちょっと前だったら探索中に偶然セットされてたVHSが再生されて…とかになってたんだろうな。
細かい演出でも時代感じますね。「私、生まれる前だし」が残酷すぎるぜフィービー。
犬…もとい門の神ズール、鍵の神ビンツが要所要所で実写の操演だったのもこだわりで良い感じ。
ノスタルジックな雰囲気を出しつつ動くCGは実写さながらで技術の大進歩が見られるというか。
いやあれホントに人形あったのかな、もしかして操演風のめちゃくちゃ凝ったCGだったりする・・・?
って疑うくらいだから今の視覚効果ってスゴいですよね。
敵も含めてとにかくゴーストバスターズ1を観てると面白さ倍増な映画でしたね。
ここまでとは思ってなかったのでそこは少し後悔してます。
アフターライフ、単品としてもゴーストバスターズの続編としても楽しい映画でしたね。
…地味に保安官のひとがホムカミでショッカー(2代目)やってたひとだったり、
黒幕っていうか元凶のイヴォ・シャンドアがJ・ジョナ・ジェイムソンだったりでバイプレーヤーがスパイダーマン濃度高かったですね。
あとはフィービーが子供時代のキャロル・ダンバースだったり、
お母さんの女優さんはサノス配下のプロキシマ・ミッドナイトらしいですよ。
(※wikipedia調べ)