ネタバレしない範囲の話
ワンダヴィジョンと違って映画だし、まだ平日だし、
でもやっぱり我慢できないのでちょっとアウトプットさせてくれ…みたいなやつです。
URLに思いっきり「/final」って書いてるの今知ってちょっと気持ちが軽くなってる。
ネタバレなし感想です。
シン・エヴァンゲリオン。
「序」から数えたら13年後に、直前に緊急事態宣言での延期もあって
ようやく公開されたヱヴェンゲリヲン新劇場版の最終作。
長かったスねー。
と言いつつもそんなに待ち遠しく焦がれてたわけでもないんですけど。
心穏やかにインターネットがしたいなって思って
公開日に観に行ったら今ものの見事にやられてますね。
そもそもエヴァって個人的にはずっと「お兄さん世代の作品」の印象が強くて、
TV版や旧劇場版の頃は小学校にも行ってないくらいなのでリアルタイムで見てないし、
ゲーム屋に並んでるエヴァのゲームソフトを眺めて「エヴァかーよく知らないしなー」
とか思いながら生きてたら新劇場版の頃には高校生で、
もちろん面白かったけど、自分を投影するような年代のキャラはいないし…
みたいな感じで微妙に入れ込むほどじゃなかったんですけど、
まぁびっくりQ~シン・エヴァの間にちょっと鬱でてんやわんやなったせいで
今になってシン・エヴァンゲリオンがめちゃくちゃに刺さってホントにキツイ。
っていうかエヴァーーーじゃないなネルフの人たち、みんな大体病んでるな?
そんなシン・エヴァ。
めちゃくちゃに熱量、情熱、技術が詰め込まれた作品でしたね。
新劇場版を締めくくる、完結編としてのストーリーも勿論だし、
アニメーションとしての絵のクオリティだとか、
映像の演出、声優さんの演技、劇伴。
どれをとっても文句なんかつけようのない完成度。
なんならストーリーよりもそのへんの、
映像としての大きな熱量でいま燃え尽きてる気がします。
めーちゃくちゃに良いものを見た!っていう感動というか。
あっという間に引き込まれてあっという間に終わった2時間35分。
Qから何年とかじゃなくて、ヱヴェンゲリヲン新劇場版っていう
7時間36分間の物語として、綺麗に燃やし尽くす2時間35分。
あるいはQから8年、序から13年っていうあいだに積み重なった、
観客の青春とか、作品への想いを清算するための2時間35分。
フォロワー、ぜひ見てください。
あそこの○○、めっちゃ可愛くない!?みたいな話しましょう。