アニメ2クールと劇場版1本でめっちゃ満足度高いなって話

先にダイナゼノンの話からするんですけど、

ダイナゼノンのアニメがすげえ良かったんすよ。

 

アニメグリッドマンは嫌いじゃなかったけど、最後の展開がなんかイマイチどゆこと???
ってなりながら、ぬるっとアカネが自分の世界に帰って終わったので、
(そもそも世界に来る戻るってなんやねんとも思ってた)


終盤はほぼアカネと六花の話だったので、それ自体に文句はないんだけど、
グリッドマンと裕太の掘り下げが消化不良だなーーーとか、

そもそも劇中の世界がアカネの箱庭世界でうんぬんかんぬんみたいなのが、
なんかあんまりうまく飲み込めてなかったり。

 

あと内海あんまりちゃんと救われたり立ち直ったりせずに終わったなとか。


でも劇場版やるのは気になってたので、見てなかったダイナゼノン一気見したら

まぁーーーーードハマりしまして。


ユメちゃんのノリが最初はよく分かんねえなって感じだったんだけど、
ガウマ隊vs怪獣優生思想の対立構造は戦隊モノみたいな雰囲気でとっつきやすかったし、
戦いもそこそこに、ナイーブでセンシティブでラブでアオハルな物語なのがハマったんすよね。

 

巻き込まれた4人がめちゃくちゃに等身大というか、リアルな青少年というか、
ちょっと周りからズレてるけど、本当にちょっっっとズレてるだけなんですよね。

チセだけは大幅にズレてる感じではあるけど。


彼らが怪獣騒ぎに巻き込まれつつ、

ユメちゃんのお姉さんとかガウマさんの過去とかの取り扱い注意な柔らかい部分の絡まりを、

人よりちょっと共感性が強くて放っておけない性格なヨモギくんと一緒に解いていくストーリーが、
フツーにドラマとしてめっちゃ好き。

 

トラウマの解決が怪獣の能力に巻き込まれたことキッカケだったりなので、

ダイナゼノンと怪獣もちゃんとドラマに必要なのも良かった。

 

グリッドマンみたいに個人の問題が黒幕的なところに繋がってないからこそ、
変にややこしくなくて混乱せずに楽しめたかなって感じ。

 

なによりあの橋のあたりで集まって"特訓"をする、部活っぽい雰囲気も心地よくて、

グリッドマンユニバースがどんな映画か全然知らんけど、
またこの5人が集まるのを見れるならそれだけで行きたい気持ちだなーーーって


思ったので

 

ダイナゼノンの最終話見た日に行ってきました。

 

 

ssss-movie.net

 

ヒロイックなポスターもあったけど、こっちのほうが作中の雰囲気出てて好き。

 

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グリッドマンユニバース。
グリッドマンがアレクシス・ケリヴを倒しハイパーワールドへ帰ったあとの世界。
六花への想いを告白できないまま、裕太は高校2年生に進級した。
学園祭を控えて、平和な青春を送る3人の前に、再び怪獣が出現する。
異変を察知して帰ってきたグリッドマンや新世紀中学生と再会し、再びグリッドマンへ変身する裕太。
苦戦するグリッドマンを助ける新世紀中学生の新メンバー、レックス。
そして別世界から迷い込む、レックスのかつての仲間たち。

多次元宇宙からの干渉により、再び非日常が始まる。
果たして裕太は無事に学園祭で六花に告白できるのか!?

な劇場版クロスオーバー祭り。

 

 

 

クロスオーバーといいつつ内容は裕太とグリッドマンのお話でしたね。

グリッドマン完結編って感じすらある。

 

そうなんすよ。

 

↑で書いてたグリッドマンの消化不良感がユニバースで綺麗に、熱く、カッコよく消化されたんですよ。

 

じゃあもう・・・最高じゃん・・・ってなっちゃった。

 

 

裕太が青春してて良かったですね。

内海に恋愛相談してたり、勇気を出して誘ってみたり、彼氏疑惑で脳が破壊されたり、

アニメでは実はグリッドマンだったけど、ちゃんと元の裕太と地続きの性格ではあったんだなーとか、

元の裕太もちゃんとヒーローに相応しい性格なんだなーとか、そういう補完がされて気持ち良い感じ。

 

六花や内海は逆にアニメの雰囲気からあんまり変わらず、でも戦いを経たぶん精神的に裕太より一歩先にいるというか、

どっちかというとこの二人が「前作主人公」っぽさ出してましたね。

 

内海がまた変身するのが裕太とかで悔しがったり嫉妬しそうだなーとか思ったけど全然余裕なんだなって思ったら、

バチバチにはっすと付き合ってる雰囲気出してやがった。

納得だぜ、ユニバース内海の大人っぽさ。

 

 

「原因がグリッドマン」なのもいいすね、

心の中に世界がどうのこうのもここまで来たら細かい事はええねんって感じ。

 

深く考えたらまたよく分かんねえなコレ、ってなりそうだけど、

ユニバース作中に置いては「クロスオーバーの理由」「アンチと2代目の姿をグリッドマンとダイナゼノン両方出せる理由」「新庄アカネが復活する理由」とか、

とりあえずオタクがめっちゃ楽しいやつの理由付けに使ってる感じで、

なんとなくノリで飲み込めたからあんま気になんなかった感じ。

 

 

ダイナゼノン組もそのまま最終回の延長線って感じでしたね。

ヨモギくんがガウマさんと2人の世界になるシーンが2つあるの、ヒロインじゃん・・・ってなんか感激してた。

再会してすぐのシーンも良かったけど、そのあとの夜のシーンめちゃくちゃに良かったすね。

静かに語りながらピアノの曲が流れてるの、ダイナゼノンって感じ。

 

バトルの熱さとドラマの静けさのギャップが好きなんだなー。

それがそのままガウマのキャラクターにも反映されてるし、

そう思うとやっぱりダイナゼノンの主人公はガウマさんなんだなって。

 

ヨモユメがのんびりいちゃついてるの好き。

 

 

あとはもうとにかくオタクこれ好きだろ展開山盛りですごかったですね。

「アクセスコード、ダイナレックス!」なんか最たるものっていうか。

そのあとのダイナゼノン組の合流もなんかやっぱりグリッドマン組とはノリが違う連中が来たなって感じで良い。

 

グリッドマンと友達を助けるために帰ってくるアカネくんとかね、

アニメだとぼやっとだった実写アカネくんがっつり実写パートで動くの良いし、

なんなら帰ってきたときに変身するの神様っぽくて良い。

 

アレクシスもなんかこう、スパロボで自軍加入した敵キャラみたいな立ち回りしてて楽しそうでしたね。

改心とかじゃなくて、コレはコレで楽しいからって付き合ってくれる感じなのに、

いざ自分が取り込まれるってなったときにアカネくん助けるのズルです。

 

あとはやっぱ新フォームになったからコレで決着なのかなって思ったあとで、

グリッドマンとダイナゼノン合体しないのかな~」って全視聴者が思ってた夢の合体を貯めて貯めて一番ラストんとこでやってくれるのズルいっすね。

 

あとはもう、

やべーぜ!ってタイミングでインスタンスドミネーションするヨモギくんとか、

新フォームの原材料が、みんなが描いたグリッドマンの絵とか、

ラスボスを倒す手段がド序盤で思わせぶりに破れたメモ帳とか、

裕太が異変に気づいた原動力が告白とか。

 

なんか色々他にもあった気がするけど、

 

グリッドマンユニバース、グリッドマンのラストがちょっと不満だったからこそ、

めちゃくちゃ楽しめた気がします。

 

 

途中のクラス演劇の台本のとこで、「みんなが楽しめるように」って六花とアカネのとこバッサリカットしちゃったあたりでドキッとはした。

もしかして自分みたいな視聴者に対するあてつけだったりします・・・?みたいな・・・。

 

さすがに自意識過剰ですね。はい。

おおよそ予想と期待どおりのものが出てきた感じ

かめーんらいだー

かめーんらいだー

らーいだー

らーいだー

 

 

 

www.shin-kamen-rider.jp

 

おおむね楽しめて満足なんだけど、

物足りない部分が物足りなさ過ぎて物足りない、

みたいな、そんな感じです。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シン・仮面ライダー

仮面ライダー=本郷猛は改造人間である。

彼を改造したSHOCKERは、世界征服を企む悪の秘密結社である。

人間の自由を守るため、仮面ライダーはSHOCKERと戦うのだ。

・・・な仮面ライダーのリブート作品。

 

ぬるっと名前がついてた印象のシン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースのラストバッターですね。

といっても世界観に繋がりがあるわけではないんですが。

 

そんなシン・ラ。実写シリーズでまとめるとゴジラウルトラマンと続いて第3弾。

今までで一番初心者お断りというか、「仮面ライダーのリメイク」「庵野仮面ライダー」みたいな趣が強いですね。

わかりやすい導入も無ければ、なんならオチもショッカーを全滅!驚異は去った!じゃないので、

正直単品の映画で見たら普通に消化不良でつまんねえと思いました。

 

シン・ゴは本当に誰も見たことがないゴジラを描いた名作だし、

シン・マンは知ってるウルトラマンをつなぎ合わせて1本の映画にまとめた良作だと思うんですけど、

シン・ラは仮面ライダーのここが好きやねんだけを詰め合わせるだけ詰め合わせました、映画としてはそこまでまとめてません、みたいな、

前後作の前篇じゃなくて???みたいな印象。

 

 

キャラのビジュアルや性格、造形はめちゃくちゃに良かったですね。

 

ずっと寂しそうな、悲しそうな顔をしつつも人の心を守りたい本郷猛とか、

冷徹にショッカー殲滅のために動くルリ子さんとか、

作品通して二人の関係性や精神性が徐々に変わっていく感じが繊細に感じられて良い。

 

そこまで大きい変化じゃないんだけど、重要な変化なんですよね。

ふたりとも基本的な立ち位置は変わらないままなんだけど、

本郷猛が仮面ライダーとなるために必要だった少しの積極性とか、

ルリ子が本郷を導くために必要だった少しの人間味とか、

オーグメントとの戦闘をこなすうちに、ほんのわずかで重大な変化が内面に起きてる感じ、雰囲気。

それが感じられる最高の演出とか、絵の雰囲気とか。

 

そのへんがめちゃくちゃ好き。

 

バイクニケツで移動しつつ戦闘するあたり、ルリ子さんの茶色コートも相まってファイズの序盤っぽいじゃんとか思ったらサイクロン号が自立走行してて

いざルリ子さんの身が危険となったら人型ロボットに変形しねえかなとか思ったら、

人型にはならなかったけど変形して空飛んでた、うける。

 

 

一文字隼人もズルいキャラでしたね。

絶対にこのあと仲間になるんだろうなってオーラしかない強力なライバル。

見てる側は絶対に仲間になるって分かってるからこそ、いったん仲間にならないのも好き。

ずっとハの字眉で口数少なく内向的な本郷と、

よく喋るし、出で立ちや立ち振る舞いから芯の強さが現れてるような一文字の対比、

いいですよね。

 

この映画のキャラクターって見た目がそのまま性格や性質を表してるな~って感じですけど、

一文字は明るめの茶髪だったり、コートの下の強化服には白いラインが入ってたり、ちょっと背が高かったり、印象的な口癖があったり、

主人公だけど途中参戦だからこそ本郷やルリ子より”そう”感じさせる記号が多い印象。

 

 

オーグメントたちも濃い~キャラしてて良かったですね、全員かっけえし。

多分この映画見たひとはほぼ全員そうなんでしょうけど、クモとハチが特に好きです。

 

クモがシン・マンのメフィラスっぽい喋りするけど、絶妙に偶然な気もするくらいなの小癪だよね。

 

ハチは終始自分のスタイルとか世界観を貫く感じが強かったですね。

変身した上で仮面ライダーにも刀渡すとこ、カッコよすぎる。

重めの百合だ!!!って思ったらガチで最後まで重めの百合だったんですけど、

なんか描かれ方が自然で美しすぎて、コレをオタクっぽく百合だ!!!って騒ぐのすら無粋に感じて静かになってた。

 

クモサソリは変態すぎて最高だし、

コウモリは分かりやすい悪役で最高だし、

ハチはめちゃくちゃカッコよくて最高だし、

KKくんのお手本のような噛ませキャラっぷりも最高。

 

チョウ兄さんがひとりでイナズマンとかV3とか欲張りモチーフなのも、

多分こいつがラスボスなんだろうな感あって好き。

 

ストーリー的には え、これでラスボス戦ですか!?だったけど。

 

仮面ライダー0号、たぶん他にも色々あるんだろうな、たぶん。

 

森山未來の所作がいちいち舞踏っぽいの好きだったけど、

なんとなく過去のライダー姿とは重ならなかったので、

アレはチョウ・オーグに改造したらああなったのかな。

 

いちいち専用椅子が蝶の羽になるカメラワークになるの好き。

 

 

あとはKとかも大好きなんですけど、

どっちかというとああいうずっと主人公の戦いを見守ってきた傍観者が、

傍観の果てに何かしらの結論に至って行動したり、

もしくはああいうキャラが戦うシーンになるのが好きなんだよな~~~

も含めての好きなので、なんというかこう、続きを寄越せって感じ。

 

シン・ラがそもそも続きを寄越せって感じなんですよね。

 

シン・マンも続きを寄越せって言ってますけど、

ああいう「彼らの続編がみたい!」じゃなくて、

シンプルにしっかりショッカーとの決着まで見せろよ!!!みたいなやつです。

 

幸せ大好き変態集団なのは分かったんだけど、色々ひねった設定とかキャラクター出してたわりには結局なんやったんみたいな、なーんか消化不良。

 

あとは群生相バッタオーグ戦がずっと暗かったのが一番の不満点ではある。

 

 

政府の男と情報機関の男は…ズルいね…。

最後に名前明かすのもズルい。

 

新2号のカラーリングでシン・仮面ライダー後編やらないっすかね。

Kとか死神とか、気になるワードを回収しつつ決着編やってほしいなー。

 

あれで終わりも綺麗な気もするけどなー。

でもなー。

 

 

って感じのシン・仮面ライダーでした。

まぁ予告編とかから感じてた不安は当たった気がするし、

期待してた面白さはしっかり期待以上にあったし。

 

これで終わりって思うとなんか寂しいので、

シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース2周め…やんないかな…。

CGがもうすっごかったんだ

久しぶりに映画館で映画みたー!

めちゃくちゃ楽しかったー!

 

 

 

marvel.disney.co.jp

 

やっぱ劇場スクリーンで見る映画は家のテレビと別物ですねえ。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アントマン&ワスプ:クアントマニア。

小さくなったり大きくなったりするアベンジャーズでおなじみ、

スコットたちラング&ピムファミリーが、今度は量子世界で大暴れ!

大きくなった娘のキャシーも仲間に加えて、

今度の敵は平行世界を股にかける最強の征服者カーン!

果たして5人は無事に家に帰れるのか!

・・・なSFアドベンチャー

 

今作は今までも少しだけ登場していた量子の世界に本格的に踏み込みましたね。

街なかで戦っていた今までのシリーズとはがらっと変わり、

量子世界を冒険し、量子世界の住民と触れ合うSFモノに。

 

色とりどりで個性的なエイリアン(でいいのかな)や奇妙な自然風景が出てくるあたり、

雰囲気はむしろガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーに近いかも。

 

 

おもしろふしぎ量子世界、なんなら宇宙行くよりやりたい放題で楽しかったですね。

頭からビーム出すやつカッコよかったなー。

ハリウッドが最悪の形で実写化したカービィみたいなやつも好き。

なんでか分かんないけどアイツの汁がほんやくコンニャクになるしバーで頼めるくらい流通してんの、マジで意味分かんなくて大好き。

 

 

スコットは相変わらずのんきなような決めるときは決める男でしたね。

今回はずっとキャシーがいたからいつもよりパパっぽくてカッコよかった。

 

スコットこれ働いてなさそうだなって思ったら、働いてはないけど作家業はしっかりしてましたね。

家族からいじられてるけど、普通にいいこと言ってるしファンもしっかりいるの普通にすごくない?

キャシーやホープたち家族とも引き続き仲がいい感じ。

 

最初にキャシーが逮捕されたとき、うわーーーよくある成長した子供がグレちゃうパターンの気まずいやつか~~~???

って思ったらキャシーめっちゃいい子のままだった。

ヒーローのパパを誇りに思いつつ、ヒーローをやらない現状に不満を抱きつつ、

それはそれとしてパパ大好きなの可愛い。

 

アントマン1作めからずっと「キャシーにとってスコットは一番のヒーロー」なのが変わってないのいいよなあ。

スコットのほうも、無限の可能性の自分に飲み込まれそうになったときにやっぱりキャシーの呼びかけで復活するの良い。

いつまでもアントマンは芯がブレなくて強いですね。

 

パパみたいなヒーローに憧れつつもまだ力不足で弱いけど、

全然素直ないい子だし技術・知能面では普通に有能っていう将来有望でしかないポテンシャル最強キャラなんだよな。

ハンクのことおじいちゃん呼びするし、ハンクもすっかり孫かわいがりしてるのズルい。

 

ドラマホークアイのケイト・ビショップに似てるけど、ヒーローに憧れる見習いヒーローが好きなんだよな、たぶん。

 

ハンク・ピムも引き続き存在感出してましたね。美味しいトコもってくおじいちゃん。

今でもちゃんとアントマンなんですよねハンク。

家族みんなが「アントマン&ワスプ」なの好き。

 

 

敵は征服者カーン。見た目がかなりちゃんとコミックのカーンで笑った。

宇宙服のヘルメット的な感じで顔青くするのは今っぽい~~~って思ったけど、

ビーム出したら目光るのはもう、ギャグだろ。

 

正直ヴィランとしての見せ場はあんまりなくて、

フェイズ5の大ボスの「底知れない不気味さ」みたいなのを出す係って感じでしたね。

 

エンドロール後の、多分カーン評議会的なシーンなんだけど、

モブカーンのテンションがバカ高いのなんか、なんだろう、笑いどころでいいような不気味なような。

 

 

個人的には一番驚いたし面白かったのM.O.D.O.K.になって復活したダレンだったなー。

予告編で出てたんですね。全然見てなかったから映画館でめっちゃ笑っちゃった。

出てきた瞬間にM.O.D.O.K.だ!ってなるもんな、あの形状。

You Tubeで改めて予告編見たら一番再生されてるところM.O.D.O.K.なのすごい。

 

正体がダレン・クロスなのもいいですね。

ジャネットが生きてるなら同じように量子の世界に引きずり込まれたダレンも生きてておかしくないですもんね。

でもそれで身体の縮尺バグってあの体型になる発想が出るのすごい。

 

カーンが拾うとこでおしり出てたね、ちゃんとおしりあるんだ(?)

 

お別れのシーン、めちゃくちゃ薄い感動シーンなのも良かったですね。

めちゃくちゃにギャグシーン、でも最後にキャシーの言葉を受けていいヤツになろうとしたのはカッコよかった。

ちょっとホープの目が潤んでた気がするけど、もともとそういう感じな目のひとだった気もする。

 

 

「脳に悪影響がある」話はまぁMCUのことなので確実に今後のスコットの脳に悪影響が出るフリなんだろうなって感じでしたけど、

それのおかげで日常生活に戻ってからのモノローグとか、誕生日じゃないバースデーサプライズとか色々不安すぎる。

とりあえず舌がおかしくなってんですかね、アキトかな。

 

キャシーが「誕生日じゃないけど」って言ったときが一番こわかったよね。

完全に間違えてるパターンかと思ったような、もしかしたら皆のリカバリーが上手すぎたような。

 

最近はホークアイとかキャプテンアメリカとか世代交代の話が多かったから、

今作のスコット、特に最終決戦のあたりから退場してもおかしくなくて怖かったスねー。

キャシーにアントマン譲って退場? ホープとふたりで量子世界に残留?みたいな。

序盤に言ってた通りにキャシーが「今度は見つける」してて強かった。

 

 

そんな感じのクオントマニアでした。

本格的に新シリーズ始動!で明るく楽しくちょっと不気味に良いスタート切ったんじゃないですかMCUフェーズ5。

 

次はGotG Vol.3ですよ。楽しみ。

 

 

 

 

で最後のロキほんとにズルい。

久々にスクリーンに出てくるのもズルいけど、メビウスも一緒なのが一番ズルい。

 

映画でも合流あるのかなーーー。

合流して欲しいようなしなくてもいいような。

 

全然顔知らない新参アベンジャーズの前にドヤ顔で現れて「誰…?」って顔されて欲しい。ケイト・ビショップとかエレーナあたりに。

半年ぶりの映画が161分はシンプルに重い

ひさびさに映画見たら疲れたよ。

 

最後に映画見たの半年前!?

 

 

 

marvel.disney.co.jp

 

やっと見ました。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー。

強大な力を秘める鉱石、ヴィヴラニウムを独占する小国ワカンダ、

その国王であり守護者ブラックパンサーことティ・チャラの突然の病死。

ヴィヴラニウムの扱いをめぐり世界との緊張感が高まるなか、

海底のタロカン帝国の皇帝、ネイモアが突如ワカンダに姿をあらわす。

それはワカンダ滅亡の危機のはじまりだったーーー。

的な、MCU何作目だ、20何作目…? 30いってる…?

 

ティ・チャラを演じたチャドウィック・ボーズマンが癌で亡くなられたのにリンクした、追悼映画のような側面もありますね。

 

 

見どころはやっぱり国を開いて早々にティ・チャラを失ったワカンダ、

ついに出たネイモア・サブマリナー、

ここで登場でいいのかリリ/アイアンハート

めっちゃいい奴だけど今回はあんまり関わってないロス捜査官って感じ。

 

先にロス捜査官だけ触れちゃうと、まさかヴァルと関わりのあるキャラクターになるとは思わなかったですね。

というかヴァルはCIAなんですね。ファルコン&ウィンター・ソルジャーで言ってたっけ?

ヴァルがニック・フューリー的なポジションになるなら、ロス捜査官はコールソンみたいな立ち位置になったりするのかな。

 

 

リリ・ウィリアムズ/アイアンハートはちらっと顔見せでしたね。

シビル・ウォーのときのスパイダーマンっぽい扱い?

トムホのときは「このスパイダーマンもう一回出て欲しい!」って感じだったけど、

正直ただのヒネた若いキャラって感じで、あんまりキャラクターとして魅力的なとこ無かったなあ。

トニー・スタークを想起させる雰囲気は出してたけど、なんかそれだけだとなーって感じ。

単独作品でどうなるかだなーーー。

 

 

ネイモアはいい感じにやな奴でしたね。

というかタロカン帝国が蛮族すぎる。

ワカンダ襲撃のときに民間人とか救護部隊を積極的に狙っていくの、

ストーリーの流れで悪者にするためなんだろうけどそれにしても最悪なんだよな。

 

迫害から逃れた可哀想だけど美しい海底に住んでる種族だぜ、的な扱いにしたいのかスキあらば地上滅ぼしたい悪の海底帝国にしたいのかよくわからん。

それが逆にリアルな気もするけど。それでいくとリアルすぎて地上世界に絶対負けそうなんだよな。

ネイモア頼みのナメきった侵攻作戦立ててなんやかんやで海底帝国大爆発されて戦闘員以外全滅してどっからどう見ても逆恨みなんだけど「おのれ地上!許さん!」って激怒してヴィラン化しそう。

ていうか多分ヴィランですよね、MCUのネイモア。

 

ワカンダも多少マシになったけど相変わらず外の世界をナメきった部分が見えるので、鎖国ってダメなんだな・・・みたいになる、MCU世界。

 

外の世界ナメきったワカンダ!!!

ワカンダせいぜい利用してやろうくらいにしか思ってない欧米諸国!!!

シンプル蛮族タロカン帝国!!!

 

みたいな感じなので全体的に感情移入しにくかったかも。

肝心の主人公チームもシュリは戦争だめ!!!みたいな顔しといて普通に復讐に取り憑かれるし、

おかんも大概だし、オコエとか油断しすぎて失脚めちゃくちゃダサいしな・・・。

 

ティ・チャラやキルモンガー、ユリシーズ・クロウあたりの現実離れした精神性のキャラクターが軒並み退場しちゃってるのもあるかもなんですけど、

全体的にケレン味が足りてねえなあというか。

 

 

2時間半ずっと喪中のテンションしんどいなっていうのもある。

 

 

最後にナキアがティ・チャラの息子出してきたとき、また後継者争いで内戦始まりそうとか思っちゃったもんね。

 

川沿いの緑の部族と国境警備の青の部族はナキアにつきそうだけど、

エムバクたちとドーラミラージュはシュリにつきそう。

 

確実にナキアが子供連れて帰ってきた瞬間がワカンダ南北戦争の始まりなんだよなあ。

 

 

 

シュリがブラックパンサーになるとこで先祖の代わりにキルモンガーが出てくるの、めちゃくちゃ良かったですね。

半分冗談でキルモンガーが復活してティ・チャラの意思を継いでブラックパンサーにならねえかなあ、とか言ってたけど、あながち大外れでもなかった。

短いシーンでしたけど、ウンジャダカもご先祖空間にいるんだなあ、とか、

現実主義なシュリの精神性は歴代ブラックパンサーたちよりキルモンガー寄りなのかなあ、とか、

そこまでの経緯で「これはキルモンガー出てくることねえな」って諦めた頃合いでサプライズ登場したからシンプル嬉しかったり。

 

 

あとなんやかんやでエムバクが一番信頼できるキャラになってるの面白かった。

見てる側としても一番安心できる、あいつ。

表情豊かな女の子って可愛いよね

 キャンベルさんね、あれ好き、目のハイライト消えるやつ。

 

 

www.onepiece-film.jp

 

可哀相なのは可愛い。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ONE PIECE FILM RED。

世界中で大人気の歌姫、ウタのライブに訪れた麦わらの一味。

なんと歌姫ウタはルフィの旧友であり、かつて赤髪海賊団に同行しており、そしてなんとあのシャンクスの娘だった!

ウタの影響力に目を付け狙う海賊たち、ウタを危険視する政府と海軍、そしてライブを見つめる謎の男ゴードン。

それぞれが思惑を抱いたまま歌姫のライブが開幕する!

 

・・・な劇場版ワンピース。

 

劇場版ゲスト主人公はウタ、ゲストヒロインもウタ、敵幹部も黒幕もウタって感じでいつものワンピ映画なら5人くらいが担当してる役どころを全部ウタがやってるウタ映画でしたね。

ウタとウタの歌が大部分を占めているのでシンプルにそこが好き嫌いを分けるポイントだと思うんですが、キャンベルさんはめちゃくちゃ好きです。

 

とにかくウタが可愛い。

 

楽しそうにライブするウタも可愛いし、

ルフィに「負け惜しみ〜」ってからかうウタも可愛いし、

海賊って単語聞いて不機嫌になるウタも可愛いし、

ウタウタで武装して戦うライブやっちゃうウタも可愛いし、

ルフィたちを閉じ込めちゃいたい湿度たっぷりのウタも可愛いし、

雨の中独りでキノコかじってる完全にダメな方に腹括っちゃったウタも可愛いし、

シャンクスに置いてかれて慟哭する幼いウタも可愛いし、

ガンギマリでファンを人形に変えちゃうウタも可愛いし、

自分が間違ってることに気づきつつももう後戻りできないウタも可愛いし、

シャンクスにやっと再会したとこのウタが可愛い。

 

ウタのやらかしもこう、色々と情状酌量しちゃいたくなる情報が小出しでくるのズル意っていうかうまいですよね。

ファンの重責+キノコの副作用+実は知ってた過去の真実+トットムジカみたいな。

なんとなく悪役っぽいヘイトをボルサリーノに押し付けてみたりね。

観てる側がウタに「いやでもこいつが悪くね?」って思っちゃったら全部台無しですもんねコレ。

 

ウタを全力で庇いながら全力で可哀想な目に遭わせてるって思ったらなんか一気に人の心とかないんか?って感じがしてきたな。

 

 

ゴードンさんもいいキャラでしたね。ビジュアル完全に黒幕でしたけどね。

音楽に魅入られてるだけでめちゃくちゃに誠実で善良な男ですよ。ただその音楽に魅入られてる部分がキッカケで2回ほどトットムジカが復活してるのがエグいんだけど。

 

でも音楽を愛してるが故にトットムジカの楽譜を焼けなかったっていうのいいよね。

別にトットムジカ、魔王なんだしウタウタの実の能力者が闇堕ちしたとかなんかそういう理由でノー楽譜で復活してもおかしかないと思うんだけど、ゴードンさんの存在感がぐっと増すよね。

いやcvツダケンの時点で存在感めちゃ強なんだけどさ。

 

ウタに謝りながら隠してた過去を告白するシーンとかめちゃくちゃヤバかったっすね。感情ガンガンに乗った慟哭って感じ。

普通にあそこで泣いちゃった。

 

 

トットムジカとかキノコとかはなんか劇場版用便利設定だなーって感じ。

最初にキノコ見せて、次にサンジが同じキノコを食材カゴからそっと捨てて、とかでちょっとずつ「あのキノコやべえんだな」って解説なしに描写で説明するのめちゃくちゃ好きなやつ。

 

 

スタンピードの時に人気キャラ集合!やったからか、既存キャラのゲストはなんか面白い人選でしたね。

シャンクスが出るって映画にバルトロメオがっつり出るの謎のヒヤヒヤがありましたね。インターネットに毒されてるので0.0001%でもシャンクスが「よくやったそれは俺の旗じゃない」って言うかもしれないと思ったので、ええ。

 

なんかブリュレとオーブンがおなじみのお邪魔役みたいなテンションで出てきたりとかね、嫌すぎますけどねビッグマム海賊団がロケット団みたいなノリで出てくるの。

カタクリお兄ちゃんの「戦隊モノでよくいる武人系幹部」っぽい立ち回りめちゃくちゃ似合ってたな。

 

謎の懐かしキャラでいくとドアドアの実のブルーノとかな。

CP9だったと思うんだけど、W7編あたりで出てきたあの辺の人たち最近ロブ・ルッチしか見てないからコビーと絡むまでずっと「え・・・アイツだよな・・・ドアドアの・・・」ってなってた。

コビーがみんな知ってる人気者なの好き。結局なんなんロッキーポート事件。

ヘルメッポが普通に強者オーラ出してるのどうしてもウケるんよな。

 

あとはアレですね、ミュートでウタの洗脳ライブ見ながらオタオタしてる五老星とずっと真顔のロブ・ルッチ面白かったすね。

 

 

シャンクスが実は悪いやつ!実はいいやつ!って翻弄される感じもいいすね、世間のシャンクス陰謀論で遊んでる感じもして。

フーシャ村にいた頃のシャンクス出てからだったから、いざウタのピンチに駆けつけた時に「あ、やっぱり首が太い」ってなっちゃったのはナイショ。

 

赤髪の皆さんが武装色まとってたり、ヤソップが見聞色でウソップと同期したりはワクワクしましたね、おれプレステのグラバト以来だわ戦ってる赤髪海賊団の皆さん見たの。

 

過去シャンクス現在シャンクスがちゃんとお父さんやってるのずるかったですけど、最後にウタを拾った時の若シャンクスまで出てくるのめちゃくちゃにズルかったですね。

 

 

んで最後ね、目を覚ますとルフィもシャンクスもいなくて、走って海の見える丘まで出たらそれぞれ違う海へ旅立っていく麦わらと赤髪の船を見つけて、また置いてかれたけどあの時とは違う理由の涙を拭って2人を見送るウタの歌うビンクスの酒が流れながらエンドロール、めちゃくちゃ良かったですね。

 

違いますね。

 

いや真顔でハピエン妄想するくらいクソビターでしたね。

 

いいじゃん、どうせ劇場版パラレル時空なんだし・・・別にどう罪を償うかとか全部置いといてゴードンと一緒にルフィを見送る晴れやかな笑顔のウタがいてもさ・・・

 

まぁ綺麗なオチではあるよね。

 

アルバムの「First & Last」って文字がはっきり見えた時点でああ、ウタはやっぱり・・・って落ち着いてきた頃にベラミー出てきたもんだから、そうじゃんよ・・・どんな絶望を味わってもどんな罪を重ねてても、悪の道でも正義の道でも普通の人生でもなんでも泥臭くやり直すのがワンピースって物語のノリじゃんかよ・・・って感情グラフがギューン!なったりしてましたね。

 

そんなフィルムレッド。

 

最終的に無限にウタの歌のビンクスの酒聴きながら泣くオタクが生まれました。

 

あと映画見て改めて歌詞見るとえっぐい、特に新時代と私は最強えっぐい、ってなっちゃった。

一番アップテンポな曲が一番しんどい。助けてくれ、何かしら救済してくれ、頼む。しんどすぎる。助けてチェンソーマン。

 

ワンピース最終回で「海賊王にはなったんだし、そろそろ海賊やめなよルフィ」「ニシシ!やだ!」みたいなやつくれ、たのむから。

ハガレンRTAで普通に感動した話

完走した感想ですが感動しちゃった。

 

 

wwws.warnerbros.co.jp

 

公開されてすぐ見に行ったのに下書きだけしてアップしてなかったんですけど、

やっぱり3も書かないと気持ち悪い気がしたので今更ですが

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鋼の錬金術師 完結編:最後の錬成。

前作でバグを利用してスカー周りの必須イベントを終わらせたのであとは北壁に行ったりなんだりを済ませて中央で決戦が待ってるぜ!みたいなノリのハガレンRTAこと実写ハガレン最終章。

 

ハガレンRTAって言ってる人自分だけじゃなくてちょっと安心したよね、安心もおかしいかもだけど。

 

今回もバリバリに色々すっ飛ばしてイベント終わらせてって感じでしたけど、最後のvsフラスコの中の小人はガッッッッツリしっかりやるのいいですね、上手いですよね。

2でやった大佐の爆炎もそうでしたけど、1の残念ポイントを潰す感じやっぱり好感度高いんだよな。

 

いや、あの、最初からやれとかは無しで。

 

冒頭で乗合馬車が襲われてホーエンハイムが撃たれて死なないぜ化け物だぜのノルマを達成しつつ、原作だとやらなかった師匠とホーエンハイムが出会うシーンにするのずるいぜ。

 

 

駆け足になるだろうなーとは思ってたけど、ブリッグスどころか中央のクーデターのとこ~プライド戦(最終)まで圧倒的スピードランでしたね。

原作だとちょうどブリッグスあたりから話の密度も上がってじわじわ約束の日が近づいてくる感じですけど、めちゃくちゃはええ。まぁ1時間半しかないですからね。

 

圧倒的スピードランの影響でハボックが負傷するイベント全部すっ飛ばしたのでクーデターでも普通に元気なハボックが自軍ユニットとして使えます。やったぜ。

ハガレンモバイルやってたら分かりますけど、ハボック普通に強いですからね。炭鉱夫に囲まれてもグレネードで片付けてくれるから安心。

 

 

キンブリー、2だとイシュヴァール殲滅戦のすがたしか出なかったけど、3で出す時間あるの・・・?って思ったらちゃんと出す時間ないから出ないのウケましたね。

逆にキンブリーいなかったらブリッグス編ってあんなに短くなるんだなって。

 

その影響でプライドも見せ場大幅カットって感じでしたね。「貴方、美しくない」のとこ大好きなシーンのひとつなので結構残念。

でも寺田心さんの断末魔のシャウトはめっちゃ良かったですね。しぶとくて生き汚いキャラクター、RTA向けじゃなかったんだなー。

まぁ一個めちゃくちゃRTA向けのシーンあったんでそこはしっかり採用されてましたね、グラトニー食うとこ。

 

エンヴィーも出番はあるけど尺は少なかったですね。

復讐に燃えるマスタングのくだりも結構駆け足な感じ、あのへんもめっちゃ好きなとこだから残念なんだけど、むしろここまでくるとやってくれてありがとうが強くなってくる。

普通に考えて絶対尺たりないもん。

戦闘で敗北して、エドに理解されてメンタルでも負けたエンヴィーのくだり、しっかり長尺で見たかったは見たかったけどね、時間さえあれば絶対いいシーンになってたなって気もするし。

 

エンヴィーは1でも敗北してるのでちょっと台詞のやり取りも変わってたり、エドが量産型ホムンクルス見て「またかよ」って言ったり、しっかり1要素もあるのいいね。

 

 

戦闘シーンとかも俳優さんとスタントさんが入れ替わりながらでカット多かったですし、それ以前に明らかに飛んでるというか、本当はもうちょい撮ってたりしてそうですよね。

ちょっと物足りなさあるんだよな、ディレクターズカット版とかないのかな、いっそ3時間半くらいとかにして欲しい。見たい。

 

グリリンvsラースとかはガッツリアクションしてて見応えありましたね、さすがニチアサ出身者。

フーとラースがやり合うとこもめっちゃ頑張ってる方だとは思うんですけどね、筧利夫舘ひろしですからね。この二人が戦ってる映像なんか多分この後もう見れないと思うんだ。

それぞれの退場シーンはめっちゃ良かったですね。フーじいさんのとこですでに涙腺がだいぶ緩んでた。そういえば2でもフーじいさんの「腕、ないのカ」のとこで泣きそうになってた、筧利夫が弱点・・・なのか・・・俺・・・?

 

 

で最後のvsフラスコの中の小人。

今までのスピードランで節約した時間をここでガッツリ使う感じでしたね。

多少の差異はあれどだいたい原作どおり。

どれくらい原作どおりかっていうとマジで特にツッコミどころが思い出せないまま普通にエドが最後の錬成するとこで泣いちゃったなーって感じの原作どおり。

 

そもそもハガレン、名シーン多すぎるから多少やらなくても要所要所押さえられたらあとは脳内補完も合わさって普通に泣いちゃうんですよね。

 

 

色々あったけど最終的に原作どおり泣いちゃうくらいハガレンRTAを無事に完走した映画スタッフすげえなーって感じでした。実写ハガレン

 

エドやアルが最初っから違和感ないのが更に馴染んでくのとか、

初見で違和感あるかもな、って思ったキャストも見てるうちに馴染んじゃってくのが面白かったですね。スカーとか。

 

山本耕史とアームストロング少佐は一生馴染まないんですけど、逆にアームストロング少佐になってるのに山本耕史が消えない山本耕史がすごすぎるのでは? むしろどうあがいても実写化したら違和感出るキャラなんだし、これがベストな配役なのでは? って気もしてます。

 

普通にもっかい見たい。サブスク配信されたら見てえな。

個人的にMCU最高傑作かもしれねえ

昔からインターネットでたびたび叫ぶビーバーを見かけては笑ってる人生なので、動物が叫ぶと自動的に笑っちゃうんですよね。

 

 

 

marvel.disney.co.jp

 

ヤギほんとずるい。

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソー:ラブ&サンダー。

雷神ソーが主人公のシリーズ4作目。1作目がもう11年前ですよ。時の流れが怖い。

インフィニティサーガも終わったし心機一転だねってことなのか、とうとう邦題から「マイティ」が抜けましたね。単純に「マイティ・ソー」がジェーンに継がれたから単純に混乱防止かもしれませんけど。

 

 

映画はまず今作のメインヴィラン、ゴアが神殺しになる過程から。

普通にかわいそう。あと神がクズすぎるけど神っぽいな〜と思いつつちょっとクズすぎる。

クリスチャン・ベールめっちゃカッコいいですね。あとホントにかわいそう。

吹き替えも子安ですしね、俳優と吹き替えの合わせ技で演技がすごい。もしかしたら最初に字幕で見てしっかりクリスチャン・ベールだけの演技を見た上で吹き替えを食らった方がよかったかもしれない。それくらいクリスチャンベールも子安武人もすごい。

 

そして本編はコーグの昔話テイストな語りで、インフィニティ・ウォーを終えガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと一緒に宇宙へ旅立ったソーが今日まで何をしていたか?の部分へ。

振り返りでロキが3回くらい死ぬのずるいね。しかもまだ生きてるし向こうで4回目もやってる。5回目は果たしてあるのか。

 

この冒頭部分のみの出演ですけど、しっかりガーディアンズひとりひとりに見せ場というかキャラ見せのシーンがあるのすっごい好き。

クラグリンも出るたびに徐々にキャラ濃くなってきましたね。ホリデースペシャルあたりでそろそろヨンドゥの矢で戦うシーン見れないかな。

 

ガーディアンズも吹き替えしっかりオリジナルメンバーなのすごいですね。MCUだともう当然みたいな感じですけど、ガーディアンズの吹き替えはタレントに俳優に女優にってなかなか続投すること少ない印象がある属性の方々なので毎回感動しちゃう。

クィルのアドバイスがちゃんと今作の本筋を通してるのいいですね。ギャグな雰囲気が強いですけど、こと「愛」の先達としてはガーディアンズより適したアベンジャーズはいないと思います。

 

あとヤギね、ずるいね。

絶対あれクィルの宇宙船に入らないと思うんですけど、入れた方が面白いから入れましたよね。最高。

 

 

ニューアスガルドも寂れた漁村からすっかりテーマパークみたいになってましたね。

沖にある豪華客船みたいなやつ絶対あのへんだと吃水足りてなくて座礁してる。

しれっとガイドさんでソーの友達のダリルがいたり、アスガルド劇団が復活してるのずるい。なんなら前よりマットデイモンの出番増えてる。

ダリルがヴァルキリーと関わりありそうで頼りにされてそう(というか相変わらずアスガルド人のペースに巻き込まれてそう)なの好き。

 

ここまでギャグベースでしたけど、ゴアが登場するシーンから一転してホラーな雰囲気になるのいいですね。

沿岸だからいい感じの霧も出てるしね。ヴォルデモートかよ。

地面に剣突き刺して魔物呼び出したり、影から影に移動するのとかオタクがめっちゃ好きなやつじゃんね。

 

ジェーン=マイティ・ソーめっちゃカッコいいんだよなー。

そもそもコミックからレディ・ソーのデザインすげー好きなんすよね。

ヒーロー成り立てでテンション上がってるのか、しきりにハンマーを手のひらで回す動きしてるのはかわいい。

 

砕けたムジョルニア、ただ復活しただけじゃなくて自壊して破片アタックできるのずるくない? これもオタクが好きなやつ。

レディ・ソー、ソーより体力と攻撃力落ちる代わりに攻撃速度と範囲上がって使いやすいやつじゃん。

ジェーンのカッコいい衣装見てソーがバイキングスタイルからスタイリッシュな鎧に変えるの好き。

 

 

ゼウスら神々は冒頭のまましっかりクズでしたね。これぞ多神教の神々だよね〜〜〜って気もします。いやちょっとクズが多すぎたかも・・・。

MCUもいろんな強キャラが入り乱れてきたので、神と人を分けるのが不死性って(もしかしたらラブ&サンダーの中でだけ)示されたのわかりやすいですね。トップがゼウスだしギリシャ神話的に寄せてるのかな。知ってるよおれ、この前ゲームさんぽのFGO回で藤村シシンさんが言ってた。

 

オーディンおじいちゃん、思考回路がだいぶ定命の者寄りだったの神としては結構異端だったのでは・・・?

 

ラッセル・クロウ大暴れでしたね。これもまた吹き替え千葉繁なのズルいよなー。

 

 

色のない惑星のシーン、シンシティみたいな画面になったり(予告編でしか知らないから違ったらごめん)、小さな惑星を縦横無尽に動くアクションシーンとかで面白かったですね。

ソーたちの雷の輝きとか、爛々と光を放つゴアの瞳が強調されていいね。

ゴアも子供達と絡むシーンだとなんとなくキッズ映画のおどけた悪役な雰囲気になるの面白かったですね。こういう子安めっちゃ好き。

 

ラストバトルも子供たちにハンマーの力を授けるとことか、完全にファミリー映画でしたね。今作のソー、ちょくちょくしっかり神っぽいことするの新鮮。

 

 

弱ったジェーンが使命感とかそれ以上に「死ぬまで戦い続けたい」って意志で最後の変身するのとか、そしてゴアを押し退けてソーがジェーンの復活を望まないとか、けっこう特殊な命とか人生の描写してますよね。

バトルはまさにヒーローですけど、描かれてるのは命の尊厳についてみたいな。

理不尽に奪われた命を救って、本人が望んで受け入れた使い切った命は周囲もその意志を尊重してヴァルハラへ送り出す、みたいな。

 

例えばですけど、ソーの行動に胸打たれて改心したゴアが、自身が死期を暴いたジェーンを救うために願ってソーとジェーンは再び出会うことができました。ハッピーエンド! しかもジェーンはその影響で雷神の力が本当に定着してヒーローに!?みたいな展開も全然あったと思うんですよね。ていうか途中までそうなるのかなって思ってたくらい。

でもそこでそうしない。元に戻るんじゃなくてソーが父親として新たなステージに進むエンディングになるの、すごく美しいと思いました。

 

 

あとちょいちょいギャグシーンとして、元ハンマーと寄りを戻そうとして今オノがヘソを曲げるシーン挟まるのいいですよね。1回じゃなくて何回か挟むのずるい、天丼がうまい。

最終的にストームブレイカーを「俺の友達!」って呼ぶの良い。

 

同時にソーの前に帰ってくるし、終始ある意味でムジョルニア=ジェーンみたいな構図にもなってますよね。ジェーンとちゃんとヨリを戻してからはムジョルニアを気にするシーンなかったような。

最後に相棒がムジョルニアに戻ってるの、ジェーンと一緒に戦う的な雰囲気あってそれもエモいなーって。

 

最後にジェーンがヴァルハラに行って、ヘイムダルが迎えるのいいですね。

ヴァルハラがどういう場所なのかわかんないけど、そのうち一時的にでもジェーンとヘイムダルがソーを助けるために復活したり・・・せんか・・・?

 

 

って感じでソー:ラブ&サンダー、個人的にMCU最高傑作でした。

今作のソー、一番好き。