ハガレンRTAで普通に感動した話

完走した感想ですが感動しちゃった。

 

 

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公開されてすぐ見に行ったのに下書きだけしてアップしてなかったんですけど、

やっぱり3も書かないと気持ち悪い気がしたので今更ですが

 

ネタバレあり感想です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鋼の錬金術師 完結編:最後の錬成。

前作でバグを利用してスカー周りの必須イベントを終わらせたのであとは北壁に行ったりなんだりを済ませて中央で決戦が待ってるぜ!みたいなノリのハガレンRTAこと実写ハガレン最終章。

 

ハガレンRTAって言ってる人自分だけじゃなくてちょっと安心したよね、安心もおかしいかもだけど。

 

今回もバリバリに色々すっ飛ばしてイベント終わらせてって感じでしたけど、最後のvsフラスコの中の小人はガッッッッツリしっかりやるのいいですね、上手いですよね。

2でやった大佐の爆炎もそうでしたけど、1の残念ポイントを潰す感じやっぱり好感度高いんだよな。

 

いや、あの、最初からやれとかは無しで。

 

冒頭で乗合馬車が襲われてホーエンハイムが撃たれて死なないぜ化け物だぜのノルマを達成しつつ、原作だとやらなかった師匠とホーエンハイムが出会うシーンにするのずるいぜ。

 

 

駆け足になるだろうなーとは思ってたけど、ブリッグスどころか中央のクーデターのとこ~プライド戦(最終)まで圧倒的スピードランでしたね。

原作だとちょうどブリッグスあたりから話の密度も上がってじわじわ約束の日が近づいてくる感じですけど、めちゃくちゃはええ。まぁ1時間半しかないですからね。

 

圧倒的スピードランの影響でハボックが負傷するイベント全部すっ飛ばしたのでクーデターでも普通に元気なハボックが自軍ユニットとして使えます。やったぜ。

ハガレンモバイルやってたら分かりますけど、ハボック普通に強いですからね。炭鉱夫に囲まれてもグレネードで片付けてくれるから安心。

 

 

キンブリー、2だとイシュヴァール殲滅戦のすがたしか出なかったけど、3で出す時間あるの・・・?って思ったらちゃんと出す時間ないから出ないのウケましたね。

逆にキンブリーいなかったらブリッグス編ってあんなに短くなるんだなって。

 

その影響でプライドも見せ場大幅カットって感じでしたね。「貴方、美しくない」のとこ大好きなシーンのひとつなので結構残念。

でも寺田心さんの断末魔のシャウトはめっちゃ良かったですね。しぶとくて生き汚いキャラクター、RTA向けじゃなかったんだなー。

まぁ一個めちゃくちゃRTA向けのシーンあったんでそこはしっかり採用されてましたね、グラトニー食うとこ。

 

エンヴィーも出番はあるけど尺は少なかったですね。

復讐に燃えるマスタングのくだりも結構駆け足な感じ、あのへんもめっちゃ好きなとこだから残念なんだけど、むしろここまでくるとやってくれてありがとうが強くなってくる。

普通に考えて絶対尺たりないもん。

戦闘で敗北して、エドに理解されてメンタルでも負けたエンヴィーのくだり、しっかり長尺で見たかったは見たかったけどね、時間さえあれば絶対いいシーンになってたなって気もするし。

 

エンヴィーは1でも敗北してるのでちょっと台詞のやり取りも変わってたり、エドが量産型ホムンクルス見て「またかよ」って言ったり、しっかり1要素もあるのいいね。

 

 

戦闘シーンとかも俳優さんとスタントさんが入れ替わりながらでカット多かったですし、それ以前に明らかに飛んでるというか、本当はもうちょい撮ってたりしてそうですよね。

ちょっと物足りなさあるんだよな、ディレクターズカット版とかないのかな、いっそ3時間半くらいとかにして欲しい。見たい。

 

グリリンvsラースとかはガッツリアクションしてて見応えありましたね、さすがニチアサ出身者。

フーとラースがやり合うとこもめっちゃ頑張ってる方だとは思うんですけどね、筧利夫舘ひろしですからね。この二人が戦ってる映像なんか多分この後もう見れないと思うんだ。

それぞれの退場シーンはめっちゃ良かったですね。フーじいさんのとこですでに涙腺がだいぶ緩んでた。そういえば2でもフーじいさんの「腕、ないのカ」のとこで泣きそうになってた、筧利夫が弱点・・・なのか・・・俺・・・?

 

 

で最後のvsフラスコの中の小人。

今までのスピードランで節約した時間をここでガッツリ使う感じでしたね。

多少の差異はあれどだいたい原作どおり。

どれくらい原作どおりかっていうとマジで特にツッコミどころが思い出せないまま普通にエドが最後の錬成するとこで泣いちゃったなーって感じの原作どおり。

 

そもそもハガレン、名シーン多すぎるから多少やらなくても要所要所押さえられたらあとは脳内補完も合わさって普通に泣いちゃうんですよね。

 

 

色々あったけど最終的に原作どおり泣いちゃうくらいハガレンRTAを無事に完走した映画スタッフすげえなーって感じでした。実写ハガレン

 

エドやアルが最初っから違和感ないのが更に馴染んでくのとか、

初見で違和感あるかもな、って思ったキャストも見てるうちに馴染んじゃってくのが面白かったですね。スカーとか。

 

山本耕史とアームストロング少佐は一生馴染まないんですけど、逆にアームストロング少佐になってるのに山本耕史が消えない山本耕史がすごすぎるのでは? むしろどうあがいても実写化したら違和感出るキャラなんだし、これがベストな配役なのでは? って気もしてます。

 

普通にもっかい見たい。サブスク配信されたら見てえな。